北大阪大会 決勝 大阪桐蔭 vs 大阪学院大
第100回全国高校野球選手権北大阪大会決勝
大阪桐蔭23―2大院大高
今春の選抜大会を制した大阪桐蔭が記録的猛打で2年連続10度目の出場を決めた。北大阪大会決勝で大院大高と対戦。計26安打23得点の猛攻で頂点に立った。史上初2度目の春夏連覇への挑戦権を得た。
大阪桐蔭は柿木蓮投手(3年)が初戦の2回戦以来となる先発マウンドに上がった。今秋ドラフト1位候補の根尾昂内野手(3年)は「5番・遊撃」で、同1位候補の藤原恭大外野手(3年)は「4番・中堅」で先発した。
大阪桐蔭は初回、1番の宮崎仁斗外野手(3年)が初球を叩き、右中間へ三塁打を放つと、続く青地斗舞外野手(3年)の中犠飛で先制。わずか3球で先制した。中川卓也主将(3年)から藤原、根尾らも続き、4連打などで一挙4得点。主導権を握った。2回にも4点を加え、序盤で大量リード。6回には藤原が右翼へ2ランを放つなどこの回13安打を集め、大量13点を奪った。
大阪桐蔭は初戦から3試合連続でコールド勝ちを収め、準々決勝は金光大阪に2―1で辛勝。準決勝・履正社戦は1点を追う9回2死無走者から4連続四球で同点に追いつき、山田健太内野手(3年)が左前へ勝ち越しの2点適時打を放ち、激戦を制した。
大阪桐蔭は決勝戦で先発全員安打全員打点。1921年の市岡中(市岡)、1985年のPL学園が決勝戦でマークした17得点を上回る記録的猛打で頂点に立った。100回大会の今夏。最も注目を集める根尾&藤原が名乗りをあげた。
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