佼成学園 100 210 100 | 5
早稲田実 001 153 10× |11
【バッテリー】溝口(5回2/3)→今井力(0回1/3)→磯崎(3回)/三輪(8回)
【本】中川(ソロ)
【三】木村
【二】吉田
【単】黒澤、五木田、吉田
早実は鮮やかな集中打。振りの鋭さが光った。2点を追う5回、制球に苦しむ佼成学園の主戦・溝口を攻めて1死満塁とすると、下位打線が奮起。7番代打小形の犠飛で1点差、8番永岡の内野安打で同点、9番江間の右翼線の三塁打で勝ち越した。6回も2本の長打で加点し、勝利への流れを確実なものにした。
これまで全試合をコールド勝ちしてきた佼成学園は、吉田の二塁打、木村の三塁打、中川の本塁打など長打攻勢で中盤まで有利に進めたが、立ち直った早実の主戦・内田に6回以降、無安打に抑えこまれた。 (2011年7月29日 、asahi.comより)
早実は、都春季大会準優勝の佼成学園に先手を許す苦しい展開。しかし、2点をリードされた五回裏、四球を足掛かりに溝口太一投手を攻略、代わった投手も攻め立て一挙5点を挙げ逆転し、勝負を決めた。早実の内田聖人投手は10奪三振の力投で完投した。(2011年7月29日 、佐藤大 東京新聞より)
前年代表の早稲田実が佼成学園に逆転勝ちして決勝へ進んだ。
前半は相手先発の下手投げの溝口に苦しんだ。左打者の内角を厳しく突かれるのを見て、和泉監督が「本塁から離れて立って考えさせろ」と指示。五回、制球を乱してストライクを取りに来たところを痛打し、攻略した。決勝の相手は、宿命のライバル・日大三。夏の決勝で対決するのは、斎藤佑樹(日本ハム)を擁して全国制覇した2006年以来となる。安田主将は「自分たちは1年秋の都大会(準々決勝)で5―14で負けているので、借りを返したい」と意気込んだ。
(2011年7月29日、 読売新聞より)
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