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 リーグ3連覇を逃した巨人はFAで加入した選手たちも悔しいシーズンとなった。新たな環境で挑戦する重圧は計り知れないが、その試練を乗り越えてこそ称賛される。野上亮磨、丸佳浩、梶谷隆幸、井納翔一…多くのファンが再び輝く姿を待ち望んでいる(※は10月17日終了時点の数字)。
 西武では2ケタ勝利を2度マークするなど主に先発で活躍。2017年オフにFA移籍したが、18年は25試合登板で4勝4敗と結果を残せず、夏場から救援に配置転換。19年も13試合登板で1勝2敗1セーブ3ホールドと不本意な成績に終わった。同年10月のフェニックス・リーグの試合中左アキレス腱断裂の大ケガを負い、昨年は一軍登板なし。崖っぷちに追い込まれたが、今季は意地を見せていた。4月2日のヤクルト戦(東京ドーム)で先発して6回4安打2失点の粘投。味方の援護に恵まれず今季初黒星を喫したが、チーム事情で救援に配置転換された後も好投を続けていた。しかし、5月18日の広島戦(東京ドーム)で右肩の異常を訴えて緊急降板。翌19日に登録抹消された。リハビリを経て実戦復帰を目指す。
プロ4年目の2011年に広島でレギュラーに定着し、13年に盗塁王を獲得。17、18年と2年連続リーグMVPに輝き、外野の守備でも13年から7年連続ゴールデン・グラブ賞を受賞した。18年オフに巨人にFA移籍。攻守に不可欠な主軸として、19年は全試合出場で打率.292、27本塁打、89打点で5年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。昨季はチーム唯一の全120試合出場で打率.284、27本塁打、77打点。骨折が完治しないままプレーしていた驚きの事実を原辰徳監督が記者会見で明かして大きな反響を呼んだ。強い心身と卓越した技術で 1人5連覇 を達成したが、今季は試練のシーズンに。打撃の状態が上がらず、6月に故障以外で広島在籍時以来9年ぶりにファーム降格。一軍復帰後も勝負の夏場でスタメンを外れる機会がたびたびあった。リーグ3連覇の可能性は消滅したが、クライマックスシリーズで意地を見せたい。

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