ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督は8日、あすの初戦を前に記者会見に臨みました。

Q:今の気持ちは
栗山監督:そうですね。どういう気持ちか。久しぶりになんていうのかな、僕の現役時代どうでもいいんですけど、初めてスタメンで出たのがこの東京ドームだったんですけど、あの時、開幕戦になんかすごい緊張して、子供のときからの夢をこれから行くんだみたいな感じの思いが自分の中でありましたけど、そんな感じの気分に近いなっていう感じです。もう本当に真っ白なところに生まれて初めて大好きな野球で勝負させてもらえる。こんな嬉しいことはないってそんな感じです。

Q:チーム状況は
栗山監督:まずは日本代表チームが、今言ってくださったように本当に良いチームなんだ、すごいメンバーなんだというふうに思ってもらうということがね、まずは一番大切だというふうに思ってたのでそういうふうに思ってもらえれば、嬉しいですし、ただ僕は、これだけのメンバーが集まってもらって、ひたすら信じ抜いて戦っているだけそんな感じです。

Q:明日の先発は
栗山監督:ピッチャーですね?明日本当に選手たちもここまで見ていて、練習試合の中から本当にこれだけの選手でもやっぱり結果を残さなきゃいけないっていう緊張感もあるし、代表を背負うってこういうことなんだなっていうふうに、やっぱり思いました。その中で非常に大事な第一戦。大谷翔平からいきたいと思います。

Q:先発大谷投手の理由は
栗山監督:これは戦略上のいろんな兼ね合いもいろんなことを含めて、これだけいいピッチャーがそろってるんでね、いろんな考え方、幅ということはありますけれども、僕が決めた理由は今はちょっと、勘弁してもらいたいんですけど、本当に大事なスタートと言えば大谷翔平で行く、ただそれだけです。

Q:大谷選手は二刀流で出場するか
栗山監督:この後本人もそれについてはコメントすると思いますけど、打って投げてその姿がね、誰もが見たいし、待っているし、そのことは一番僕が感じている部分でもあるので、もちろん投げながら打ってもらいます。

Q:今大会の目標は
栗山監督:最初に監督就任のときに話をさせてもらったこと、とにかく世界一だけを目指していきますということに変わりはないので、それだけを考えて明日からしっかりやっていきます。

Q:大谷選手の期待は
栗山監督:いろんな姿をプロ入りから見てきましたけれども、どんな姿っていうことよりもチームを勝たせてくれるっていうふうにずっと信じてファイターズにいるときもやってきましたし、そのことだけをやり切ってくれると信じます。

Q:大谷選手と一緒に世界一を目指して戦うことへの思い
栗山監督:思いはものすごくいろんないっぱいいろんな思いがありますけども、ただ今はね、僕はジャパンの監督なんで、個人的なものは一切捨ててるつもりなんでね、それはもし大会が終わったときに何か感じられる部分があるとは思いますけれども、今はとにかくファイターズ時代もずっと彼に伝えてきましたけれども、二刀流はチームを勝たせるためにあるんだっていうことだけを願ってるし、信じて行くだけです。

Q:一次ラウンドの投球制限は65球だが、大谷投手の起用方法については
栗山監督:そこは本当にいろいろ状況次第なんでね、本人とももちろん話してはいるので、ちょっと決めずに体の状態と、もちろん今言ったように二つやってもらおうと思ってるので、体のことを考えながら。これはもうずっとやってきたことなんで、その日の状況に合わせて、確認しながら前に進むっていうことなんでね。とにかく、(大谷)翔平に限らず、もちろん世界一になるためにありますけれども、一つだけやってはいけないのは特にピッチャーの体の故障だけ起こしてはいけないっていうこれ絶対条件になってくる、自分で監督やると決めたことなんでね。そこのところはそのピッチャーも丁寧に。球数(制限)はありますけれども、しっかりと確認しながらやっていきたいと思います。

Q:言いにくいかもしれないが、大谷の打順は
栗山監督:おっしゃりづらいですね(笑い)。おっしゃりづらいですね。ちょっと打順に関しては、もう1回きょうよりもう1回自分の頭の中で精査します。まだそこは確実に決まっていないんです、正直。ちょっといくつかのパターンがあってその先のことも考えながら、まずは少なくとも4試合はやらせてもらえるっていうことなんで、その4試合をとにかく勝ち切って、どういう形で先に進んでいかなきゃいけないのかとか、今の選手たちの状態ですねもう能力はみんな持ってるんで、ただもちろん選手によっては調子のよしあしっていうのは当然あるわけで、そのあたりの組み合わせと考え方とそういったものがどういうふうに考えたら一番選手のためになるのか。チームが勝ちやすいのかっていうのはもう1回ちょっと整理。今バッティングやってる人たちの状態を見ましたけど、それも含めて考えます。

Q:撮影で甲斐のユニフォームを着てた意図は
栗山監督:理由は僕がユニフォームを忘れたっていうだけなんで(笑い)。ただ今日甲斐選手にユニフォーム借りたんでね、明日甲斐選手なのかなっていう感じはちょっとしますけど。

9日(木)にWBCの初戦を迎える侍ジャパンは、1次ラウンドで中国、韓国、チェコ、オーストラリアと対戦します。 ※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

45 Comments

  1. 記者が期待してるのは大谷選手だけ?って質問内容だな。記者のレベルが…

  2. 緊張感、半端ないな(笑)。良いぞ、栗山監督。まずは中国戦。ガンバレ!!

  3. 決勝の緊迫した場面で大谷ホームラン打って
    ダル抑えで締めたら、痺れるなぁ

  4. 中国にはフラストレーション高まる形だが勝つ。韓国には負ける。最終的には3位でした。

  5. どんな采配でもいいけど準決勝のアメリカ戦は絶対に大谷が投げるのが見たい。世界中が大谷vsトラウトを期待していると思う

  6. 最強メンバーで采配が難しいと思いますが、大谷選手の活躍で波に乗れたら優勝間違いないです!
    日本中の野球ファン、一緒に応援しよう!

  7. 選手の能力は高い。相手チームを分析し、作戦を立てているのか、選手に浸透させているのか、心配だ.

  8. 初っ端に”世界一に向けた戦い”って…国民は期待してるけど報道がプレッシャー欠けるのは…
    一発勝負なので何があるか分かりませんが実力を出し切ってくれることを期待しています。

  9. 熱すぎ
    やばいってまじで
    明日仕事頑張れるわ 日本ファイト!

  10. サムネとタイトル見たら中国の記事かと思ったよ。漢字多すぎて草

  11. 栗山監督って色々言われてきたが、
    私個人は監督としては偉大にしか思えない
    いい選手に恵まれたし、勝ち負けではなく
    今までの日本代表では間違いなく今回が
    最高だろな チケット欲しかったな

  12. 選手思いな所が垣間見れて良い監督だと思った。自分が選手なら監督のためにも勝ちたいって思うな

  13. このメンバー集めた時点で監督としての大役を果たしてる。結果がどうであれベストな人選でした

  14. 唯一大谷翔平のコントロールが不安。
    韓国戦ダルビッシュなら、まじで打たれまくりそうで不安。
    それだけ

  15. マスコミの「王座奪還」などという言い回しが嫌いです。1回2回は優勝したけれど、そもそもが日本のものではないのに奪い返すと言うのは傲慢な気がします。

  16. ついに!そして大谷から始まるんやな!頼むぞ侍ジャパン🇯🇵

  17. 今回は最高の投手陣が揃ってて、本当に楽しみです。応援してるぜ!

  18. 采配云々の前にまずこのメンツを集めてくれたのが本当に凄いよなぁ……結果がどうなるかわからないけど明日から楽しみに試合観させてもらいます!

  19. 日本のインタビュアーってレベル低い。そんなこと聞いてどうするの?前のインタビューでもそのことに対して言葉にしてたでしょ?ってなる。

  20. 大谷頼りにならなければいいけどなぁ

  21. 中国に 大谷当てるなんて 中国の監督も これでご満悦じゃね

  22. ダルビッシュや大谷を大リーグから呼ぶことが出来たのも栗山監督だから。他の監督だったら果たしてこれだけのメンバーを集められたか?3度目の世界一を魅せてほしい。

  23. 記者って質問するのが仕事なのに言葉遣いもまともに使いこなせてない人多くてびっくり😅

  24. もし負けたときどれだけの人が手のひら返すんだろうなぁ。
    今の日本はそういう国になってしまったからなぁ。
    勝っても負けても楽しく野球やってきてください!!

  25. 予選ラウンドは普通にやれば勝てるから、アメリカ戦に勝てれば優勝狙えそう

  26. たぶん北京五輪のような後味が悪い終わり方はしないと思う。あのときの星野には慢心があった。山本、小久保、稲葉、謙虚な監督で優勝できない場合も終わり方そんなに悪くなかった。栗山もそうなると思う。

  27. 勢いをつけるため
    相手云々ではなく、初戦(スタート)が重要
    手堅く1勝を狙いにいく

    そんなとこで
    みなさんが大好き大谷君に任命したのだろうけど

    歴代最強って
    大谷君が8割ぐらい占めて
    あとはダルビッシュとヤクルトの流行語大賞
    この3人で最強って言ってるんじゃないの
    オリックスのエースも加えて4人か

    あとは
    活きの良い若手主体

    個人的には
    WBCではないが
    アテネ五輪代表が一番最強
    しかし、あれだけのメンツ(とはいっても 1球団2名という縛り有り)でも
    噛み合わなければ
    ノーマークの豪州に足元すくわれてしまった

    過去振り返れば
    わかるだろうけど
    ダルビッシュは、日本代表では目立った活躍してない
    今回は、リーダー出来存在らしいけど

    中国戦もいつも
    序盤は、チグハグして
    思うようにいかない

    今の世代は、詳しくは無いが
    対半島戦では
    日本が思い描いてる野球(盗塁、犠打、小刻みな継投etc.)を
    逆にやられないように頑張って(笑)
    なんだかんだで
    半島もチームカラー(人選=選手の選び方)は、似てるしな

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