熊本に球春到来です。独立プロ野球火の国サラマンダーズが1日合志市でキャンプイン。プロ12球団を経験した新戦力も顔を揃え、初日から精力的に体を動かしました。
【合志市総合運動公園野球場 午前9時】
【火の国サラマンダーズ 馬原孝浩監督】
「(各人の)個性・能力はものすごく高いので、競争が必然的に生まれてくると思う」
【新加入は14人】
1日は時折雨が降る中、総勢28人でスタートしたことしのサラマンダーズ。
ヤマエグループ九州アジアリーグの3連覇と2年連続の独立リーグ日本一を狙います。
【西村勇気リポート】
「柔道整復師の資格を持つ馬原監督。自ら指揮を執って選手たちに入念なアップを
行っています」
リーグ優勝と並行してプロ12球団への選手輩出を目指すサラマンダーズ。
熊本工業出身で元広島カープの山口翔投手はトップリーグへの返り咲きを狙い、初日から強めのキャッチボールでフォームを確かめました。
【火の国サラマンダーズ 山口翔投手】
「ボールの握りだったり、馬原さんの知ってることは全て教わりたいと思っています」
打撃陣にアドバイスを送るのは、ヤクルト・オリックスで活躍した坂口智隆臨時コーチ。
馬原監督からの養成でコーチを引き受け、プロ12球団での経験を伝えます。
フリーバッティングではドミニカ出身の新戦力、ブライアン・サンチェス選手が
衝撃のパワーを披露。
初日からエンジン全開で柵越えを連発しチームメイトからは驚愕の声が上がりました。
また、同じく右の大砲として期待される元ヤクルトの『きんに君』こと中山翔太選手も力強い打撃でアピールします。
【火の国サラマンダーズ 中山翔太選手】
「(熊本は)周りの人がみんな優しくて生活しやすいなと思います」
「まずはチームの中で勝ち抜かないといけないと思ってるので毎日アピールしていってレギュラーを勝ち取りたいなと思っています」
九州アジアリーグは3月18日に開幕。
リブワーク藤崎台で大分B-リングスと対戦します。