✅ 最速１４６キロを誇るプロ注目の右腕、浦和実・豆田泰志（３年）が先発して７回を５安打、１０三振、２失点で完投勝利を飾った。

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✍ ◆高校野球代替大会▽埼玉４回戦（７イニング制）　浦和実３―２大宮東（１５日・市営浦和） 　最速１４６キロを誇るプロ注目の右腕、浦和実・豆田泰志（３年）が先発して７回を５安打、１０三振、２失点で完投勝利を飾った。 　「（球が）真ん中に入った」という初回、先頭打者に右越え二塁打を許すと、次打者に四球。無死一、二塁から右越えに適時二塁打を浴びて１点を先制されると、制球が定まらず次打者にも四球。無死満塁として押し出しの四球でいきなり２点を失ったが、３者連続三振でピンチを切り抜けた。 　ノーワインドアップのフォームを無走者時でもセットポジションにして制球を重視した２回以降は、スピンのかかった伸びのある速球が低めに集まるようになって３安打、２四球と安定。打線は３回に１点を返すと６回に２点を奪って逆転し、エースを援護した。７回は最後の打者を外角高めの速球で空振りの三振に仕留めて、喜びを爆発させた。気温３８度の炎天下で１４８球を投げ抜いた右腕は「投げている時は暑さは気になりませんでした」と笑った。 　プロ９球団のスカウトが視察する中、最速は１４４キロ。巨人・柏田貴史スカウトは「立ち上がりは悪かったが修正していった。打者が高めのボール球を振るということは、キレも威力もあるということ」と評価した。豆田は１４日、プロ野球志望届を提出。「そこは曲げないでいきたいです」と夢へ向けて気持ちを貫いていくつもりだ。 …
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