2021年9月30日(木)甲子園 阪神 vs. 広島 21回戦
阪神タイガース小野寺暖外野手(23)が出場18試合目、36打席目でプロ初ホームランを放った。
阪神の育成ドラフト入団選手が本塁打を打ったのは球団史上初の快挙。
2-3と1点リードされた四回裏。この回先頭で迎えた第2打席のカウント3-1から広島先発玉村が投じた140キロのシュートを完璧に振り抜いた一撃は聖地の夜空に舞い上がり、そのままバックスクリーン左に飛び込んでいった。
「打った瞬間は入ったのか分からなかった。ファンの皆さんが喜んでくれていたので分かりましたし、甲子園で今まで経験したことない歓声を受けることができて、本当にうれしかったです。1本目を甲子園で打つことができて良かったですし、次も打てるように頑張ります」
バックスクリーンのメインビジョンでは打球速度165キロ、角度23度、飛距離126メートルと表示。