中日ドラゴンズの秋季キャンプが11月2日、沖縄県北谷町で始まりました。
笑顔で球場に姿を見せた立浪監督。3年ぶりに行われた沖縄での秋季キャンプ初日の天気はあいにくの曇りですが、最高気温は25度。根尾投手ら若手を中心に、投手・野手合わせて20人の少数精鋭でレベルアップを図ります。
立浪監督が最初に向かったのはブルペン。指揮官が見守る中、柳裕也投手が熱投を見せました。
今シーズン、二桁勝利を逃した悔しさを吹き飛ばすように、約90球の投げ込みをするなど、キャンプ初日から気合が入ります。
柳投手:
「球数はそんなに考えてないんですけど、暖かい環境で体も動きやすいですし、色んな練習ができたらいいなと思います」
その後、室内練習場へ移動し野手とのコミュニケーションをとった立浪監督。今シーズン、最多安打のタイトルを獲得した岡林勇希選手にも「現状に満足してはいけない」と声をかけました。
岡林選手:
「バットをとことん振って、本当に納得するまで追い込んでやっていきたいなと思います」
練習が終わったのは午後5時。今シーズンの巻き返しへ、厳しいキャンプの幕開けです。
立浪監督:
「今年最下位という成績に終わっていますし、口先だけでは優勝というところは目指せないと思いますし。とにかく自分に妥協することなく、1日1日を無駄にせずにしっかりとやっていこうと、そういう話をしました」
そして最後に、立浪監督からファンへメッセージ。
立浪監督:
「春は春でまたキャンプがあるんですけど、この秋もぜひ沖縄に来て、選手を激励していただきたいと思います。とにかく必死になって今汗を流して頑張っていますので、皆さんの期待に沿えるようにしっかりとやっていきたいと思っています。頑張ります」