畠世周, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3531427 / CC BY SA 3.0

#日本の野球選手
#近畿大学体育会硬式野球部の選手
#読売ジャイアンツ及び東京巨人軍の選手
#広島県出身の人物
#1994年生
#存命人物
畠 世周(はたけ せいしゅう、1994年5月31日 – )は、広島県呉市出身のプロ野球選手(投手)。
右投左打。
読売ジャイアンツ所属。
呉市立川尻中学校の軟式野球部から近大福山高等学校に進学した。
入学時の球速は133km/hであったが、3年次には142km/hを計測するまで成長した。
チームのエースを務めた3年次は広島県ベスト16の成績を残した。
4回戦の広島新庄高等学校戦では後に巨人でチームメイトとなる田口麗斗(田口は当時2年生)と対戦。
田口が先発で7回1安打無失点と好投したのに対し、リリーフした畠は2回を7失点と力を出せず、チームも0-12で敗退した。
近畿大学に進学し、大学通算46試合に登板、13勝13敗、防御率2.03、216奪三振を記録。
2016年10月20日に行われたドラフト会議で、読売ジャイアンツに2位指名を受けた。
11月15日、契約金7,000万円、年俸1,200万円で契約(金額は推定)。
ドラフト後に右肘の遊離軟骨除去手術を行った。
担当スカウトは益田明典。
2017年は右肘手術の影響でキャンプを三軍で迎える。
4月30日に二軍で初登板し、5回無失点だった。
7月6日の広島東洋カープ戦で一軍デビューし、4回4失点。
7月19日の中日ドラゴンズ戦で7回1/3を7安打2失点でプロ初勝利を挙げた。
その後も先発ローテーションに定着し勝ち星を重ねた。
しかし、9月30日の阪神タイガース戦では初回に2番打者の上本博紀の頭部に死球を当ててしまい、当時のNPB一軍公式戦史上最速となる「試合開始から4球目での危険球退場処分」という記録を残したまた、対戦打者数でも風張蓮と並ぶ最速タイ。

翌日10月1日の阪神戦で5回から2番手として登板。
最初の打者は打ち取るも、前日危険球を投じた上本と、続く糸井嘉男に二者連続でソロ本塁打を打たれた。
その後は無失点に抑え7回までを投げ3回2失点で降板したがチームはこの試合に敗れ11年ぶりにBクラスが決定した。
シーズン全体では13試合に登板し、6勝4敗と勝ち越して防御率も2.99と良好だった。
オフに、1,200万円増の推定年俸2,400万円で契約を更改した。
2018年は、2月のキャンプ中に腰を痛め、三軍での調整となった。
治療と調整が長引き、三軍での実戦復帰が8月11日、二軍合流が9月4日と大きく出遅れた。
9月11日に一軍シーズン初昇格。
手薄なリリーフ陣を補うため、この年は先発では一切投げず、中継ぎに専念した。
9月23日の阪神タイガース戦で5番手として登板。
チームが逆転勝ちを収め初勝利。
10月9日の阪神タイガース戦でも2番手として登板し勝利投手となった。
CSファーストステージのヤクルト戦で7回の1イニングを無失点に抑える。
ファイナルステージの広島戦では第2戦に7回から登板するも2イニング目の8回に二死走者なしから打ち込まれ1回2/3を4失点と打ち込まれ逆転負けを喫した。
オフに、480万円減の推定年俸1,920万円で契約を更改した。
背番号が31に変更されることも発表された。
2019年は、開幕から先発ローテーションに入るも、2試合続けて5回を持たずに5失点以上で降板したことから4月15日に二軍降格。
4月30日に中継ぎとして一軍に復帰したが、5月6日に二軍で再調整となった。
7月18日に3年前同様の右肘の遊離軟骨除去手術を受け、再度一軍に昇格することはできなかった。
オフには、290万円減の推定年俸1,630万円で契約を更改した。
2020年、春季キャンプ中の2月29日に右肩の肉離れで一軍から離脱することが発表された。
7月31日の広島戦でシーズン初登板・初先発を果たしたが、1点リードで迎えた5回に會澤翼に頭部死球を与え、2度目の危険球退場となった。
8月には3試合に先発するも3連敗を喫し、8月23日に登録を抹消された。
9月20日に再登録されると、以降はローテーションを守った。
11月1日のヤクルト戦でプロ初完封勝利を記録した。
最終的には、すべて先発で12試合に登板し、4勝4敗、防御率2.88を記録。
11月25日のソフトバンクとの日本シリーズ第4戦に先発するも、柳田悠岐と甲斐拓也にそれぞれ2ランを打たれ、2回途中で降板した。
オフには、570万円増の推定年俸2,200万円で契約を更改した。
背番号が45に変更されることも発表された。

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