【プロ野球選手の歌】読売ジャイアンツエリック・テームズ【デビュー戦でアクシデント】右アキレス腱断裂の大怪我

読売巨人軍の、助っ人外国人エリック・テームズ選手のプロ野球人生を歌にしました。

エリック・アレン・テームズ（Eric Allyn Thames）選手は、ドラフト7位でブルージェイズへ入団。
レフトのポジションで12本塁打を放つも、レギュラー定着には至りませんでした。
マリナーズ、オリオールズ、アストロズを転々とします。

その後、韓国のプロ野球リーグKBOへ挑戦。
NCダイノスへ入団しました。
韓国では테임즈（テイムジュ）の登録名でした。
40本塁打40盗塁を達成。4番打者として大活躍を果たし、首位打者とMVPも獲得。翌年は本塁打王も獲得しました。

韓国で才能を覚醒させたテームズ選手は、メジャーへ再び挑戦します。
ミルウォーキー・ブルワーズでMLB復帰を果たし、本塁打を量産。4月だけで11本塁打。これは4月の月間最多本塁打でした。シーズン通算でも31ホームランを記録しました。

ナショナルズと契約しましたが、活躍出来ずに、活躍の場を日本へ求めます。

そして、読売ジャイアンツが補強の目玉として獲得しました。
スモーク選手とテームズ選手の2人を獲得し、メジャー通算292発コンビとして期待されました。

入国制限により、来日がずれ込み隔離生活もありました。
そして、ようやく二軍に合流した後、ファームで本塁打を量産しました。
日本ハムの鎌ヶ谷スタジアムで放ったホームランは、球場通算2500本目のメモリアル弾。
北海道名物松尾ジンギスカンの特上ラム肉100人前が贈られました。
打率5割、ホームラン4本、15打点の結果を残して1軍へ昇格。

いよいよ迎えたデビュー戦の東京ヤクルトスワローズ戦。
打席では二打席連続三振。
3回裏のレフトの守備をした時、テームズ選手にアクシデントが起きてしまいました。ヤクルトのオスナ選手が放った左前安打を、キャッチしようとした時、高くバウンドしてしまい、咄嗟にジャンプをした際に、着地で足を痛めてしまったのです。
テームズ選手はその場から一歩と動けず、丸選手がバツポーズでベンチに助けを呼びました。担架で運ばれて負傷交代。病院へ直行。
捻挫であって欲しいという願いも届かず、診断結果は最悪の右アキレス腱断裂。
悪夢の様な、デビュー戦で即離脱。
原監督も、残念な出来事に何というかねと、言葉が詰まってしまいました。

レフトの守備はもともと不安視されていましたが、二軍で打撃好調だっただけに、メジャー通算96本のホームランのパワーを一軍でも観たかった。実力が分からないまま離脱は、余りにも可哀想。本当に怪我が残念でなりません。

野球選手の人生弾き語りシリーズ

○登録者1万人突破記念
皆様へ大切なご報告