◇第第100回全国高校野球選手権記念滋賀大会1回戦 滋賀学園9―0安曇川(7回コールド)(2018年7月8日 皇子山球場) 滋賀学園が安曇川に9―0(7回コールド)で勝ち、開幕戦を制した。プロ注目の最速141キロ右腕、滋賀学園・宮城滝太投手(だいた、3年)が先発して5回1安打9奪三振。初回1死から3回2死まで大会タイ記録となる7連続三振もあった。 プロは西武、日本ハム、オリックス、広島、ヤクルト、巨人の6球団が視察。直球は平均135キロ前後で、最速139キロをマーク。キレの良さと制球のまとまりが光った。 身長1メートル80、体重69キロのすらっとした体型で手足も長い。腕の振りは柔らかく、鋭く縦に落ちるスライダーが直球以外の決め球になった。昨春センバツで甲子園のマウンドに立ち、更なる飛躍を目指す高校ラストイヤー。沖縄出身の好素材は「相手にオーラを感じさせる投球をしたい」と、チーム9年ぶりの夏の甲子園を目指す。

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