先月支配下登録を勝ち取った、享栄高校出身、上田洸太朗投手(19)が2度目の先発マウンドに上がりました。

 本拠地バンテリンドームのマウンドに初めて上がったプロ2年目・上田洸太朗。

 その立ち上がり。いきなり3塁・1塁のピンチを背負います。

 楽天4番・島内宏明にストレートをはじき返され、前回登板に続き、1回に先制を許します。

 なおも満塁の場面…ここはセカンドゴロダブルプレー。最少失点で切り抜けます。

 続く2回。先頭バッターをショートゴロに打ち取ると、その後もテンポよくアウトを奪い、この回を三者凡退に切って取ります。

 ところが3回。再びピンチを招き、先制タイムリーの島内を迎えます。

 2打席連続の一打を浴び、さらに1点を失った上田。3回2失点と本拠地デビュー戦は悔しい結果となります。

リリーフ陣がゼロに抑え ミラクル8の逆転は?

 それでも4回以降はリリーフ陣が、抜群の安定感で躍動。

 2番手・藤嶋健人が、2イニングをゼロに抑えると…

 3番手・山本拓実は、5試合連続の無失点ピッチング。

 さらには、7回の祖父江大輔、8回の田島慎二が、連続で三者凡退に仕留め、味方の反撃を待ちます。

 すると打線は8回裏。この回先頭の鵜飼航丞。打球は右中間を破るツーベース。ミラクルエイトにチャンスを作ると…

 その後2塁・1塁とし、打点チームトップの5番・阿部寿樹…捉えた当たりも相手の好守備に阻まれ、得点を奪うことができません。

 なおもチャンスで、得点圏打率3割4分1厘を誇る、7番・木下拓哉でしたが…

 ホームが遠かったドラゴンズ。6月白星スタートとはなりませんでした。

(6月2日 6:00~放送 メ~テレ『ドデスカ!』より)

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