カーター・スチュワート, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3949340 / CC BY SA 3.0

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カーター・スチュワート・ジュニア(Carter Stewart Jr. 1999年11月2日 – )は、アメリカ合衆国フロリダ州メルボルン出身のプロ野球選手(投手)。
右投右打。
フロリダ州のオー・ガリー高校へ在学していた2018年にMLBドラフト会議でアトランタ・ブレーブスから1巡目で指名されたものの、入団への合意に至らず、卒業後に東フロリダ州立短期大学へ進学。
2019年の途中から、NPBの福岡ソフトバンクホークスに所属している。
NPBでの登録名は「スチュワート・ジュニア」で、スコアボードには「C.スチュワートJr.」との表記が用いられることが多い。
オー・ガリー高校在学中の2017年に、ジュニアシーズンの公式戦で、11勝2敗、防御率0.81、104奪三振をマーク。
ペトコ・パークで開催されたパーフェクトゲームオールアメリカンクラシックにも参加した。
2018年には、シニアシーズンの公式戦で、6勝2敗、防御率0.91、128奪三振を記録。
フロリダ州のGatorade Baseball Player of the Yearに選ばれたことから、「トップ・プロスペクト」(有望株)として注目された。
高校卒業時(2018年6月)に開催のMLBドラフト会議でアトランタ・ブレーブスから1巡目(全体8位)で指名されたが、指名後の身体検査で、右手首に異常が見付かった。
また、ブレーブスの提示した契約金額とスチュワート側の要求に開きがあったことから、契約期限の7月6日までに入団へ合意しなかった。
このような事情から、2019年のMLBドラフト会議で改めて指名されるべく、東フロリダ州立短期大学に入学。
NJCAAに所属するEFSCタイタンズで公式戦13試合に先発すると、2勝2敗ながら防御率1.70、108奪三振を記録した。
2019年5月25日に、NPBの福岡ソフトバンクホークスへの入団で合意した。
報道によれば、ソフトバンクとは6年契約で、契約期間の年俸総額は700万ドル(約7億7,000万円)。
出来高などの条件も付いているため、条件をすべて満たした場合には、最高で1,200万ドル(約13億2,000万円)前後まで達するとされる。
背番号は2で、背ネームは「STEWART JR.」。
NPBの球団で背番号2を付ける投手は、阪神タイガースで1962年から1963年に着用した中島広喜以来56年ぶりである。
入団後は、三軍でプロ野球選手としてのキャリアをスタート。
7月9日には、三軍の一員として、九州三菱自動車硬式野球部との交流戦で実戦デビューを果たした。
三軍戦では、先発を中心に10試合に登板すると、通算投球イニング43回1/3で4勝3敗、防御率4.36を記録。
一・二軍の公式戦には登板の機会がなかったが、シーズン終盤からのフェニックス・リーグで2試合に登板した。
2020年には、二軍(ウエスタン・リーグ)の公式戦にデビュー。
15試合に登板すると、通算投球イニング67回で、3勝7敗、防御率4.16を記録した。
一軍公式戦でのデビューは見送られたものの、三軍戦には7試合に登板。
通算投球イニング27回2/3で2勝0敗、防御率1.95を記録するなど、前年から進境を見せた。
2021年には、4月17日の対埼玉西武ライオンズ戦(メットライフドーム)9回裏に一軍公式戦へデビュー。
一軍の公式戦では、この試合から救援で4試合に登板した後に、8月15日の対北海道日本ハムファイターズ戦(福岡PayPayドーム)で初めて先発を任された。
当初先発を予定していた和田毅が左肩のコンディション不良を理由に出場選手登録を抹消されたことに伴う抜擢ながら、1回表に先頭打者の淺間大基を死球で出塁させただけで、5回を無安打無失点9奪三振と好投。
後続の5投手も日本ハム打線を無安打に抑えたため、チームは「6投手の継投による9回ノーヒットノーラン」というNPB公式戦史上初の記録を達成したが、試合が0対0(9回規定による引き分け)で終わったため白星は付かなかった。
最速98mph(約157.7km/h)のストレートを軸に、カーブ、チェンジアップ、スライダーなどの変化球を投げ分ける。
代理人はスコット・ボラス。
ソフトバンク入団時の担当スカウトは元投手のマット・スクルメタで、自宅の近くに住むスチ…

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