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【MLB】夢を叶えた「上原二世」 メジャーデビュー飾る村田透、これからも続く挑戦
Full-Count 6月28日 21時24分配信
29日午前8時5分開始のオリオールズ戦でMLB初登板、巨人戦力外から這い上がった男の生き様とは
インディアンス傘下3Aコロンバスの村田透投手のメジャー昇格が決まった。28日(日本時間29日午前8時5分開始)のオリオールズ戦で、先発投手としてMLBデビューを飾る。
メジャー挑戦――。志半ばで、日本に帰ってきた選手もいれば、アメリカで現役を終えたものもいる。今回の村田のような形で夢を叶えた日本人選手は、稀なケースといえる。苦労人の右腕は、1Aから這い上がってきたからである。
ここまでの村田のキャリアとはどんなものだったのか。
大体大浪商高の2年春に甲子園に出場した。大体大に進み、2007年の大学生・社会人ドラフト1巡目で巨人に入団。上原浩治(レッドソックス)と同じ大体大出身で、落差のあるフォークを武器としていたため、「上原二世」と呼ばれた。
しかし、巨大戦力の中に埋もれてしまい、入団してから3年間で1軍登板はなかった。2010年には戦力外通告。それでも、次の日からトライアウトに向けて練習を開始し、活躍の場を求めた。そして、トライアウトでインディアンスの極東スカウトの目に留まり、マイナー契約となった。
英語も使えない。だが、野球を失うことだけはしたくなかった。村田は「チャンスがある限り頑張りたい。こういう機会をもらい、本当にうれしいです」と、思い切って海を越えることを決断した。
「自分を変えたい」、消えることのなかった闘争心
2010年の時点で25歳。マイナーは若手の育成の場とあり、時間はそうないことも分かっていた。おとなしい性格だった村田が変わることを決めた。
日本で実績のない選手が3Aでスタートできるはずもなかった。初めは1Aから。5年かけて、ようやく今回のチャンスをつかんだ。30歳になっていた。消えることのなかった闘争心が、1Aからの夢を実現させた。
下部組織からメジャーまで昇格することは簡単なことではない。これまでメジャーデビューした日本人選手とはまた違う形。培われた精神力、メジャーで活躍したいという本気度、そして野球への愛は、過去を選手たちと比べても間違いなくトップレベルだ。
巨人時代はマウンドで見せる精神的な弱さを指摘されたことも多かった。
「自分を変えたいと思っています」
アメリカへの挑戦はその欠点を変えるためでもあった。村田のメジャー登板を先輩の上原をはじめ、巨人ナイン、日本プロ野球の関係者、そして多くの野球ファンが楽しみに待っている。応援する人たちには、勝敗なんて、関係ない。変わった姿、夢をつかんだ男の生き様を見たいだけだ。
チーム事情から、今回の登板だけで再びマイナーに戻ることが決まっている。だが、この1度の登板で、MLBや日本のプロ球団への新たな道が開ける可能性もある。5年前にメジャー挑戦を決断した村田は、ゴールにたどりついたわけではない。まだまだ夢の途中。さらなる飛躍をとげてほしい。
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150628-00010020-fullcount-base
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