楽天イーグルスは2月22日、ヤクルトとの練習試合に臨みました。日本球界復帰2年目となる田中将大投手が今シーズン初めて対外試合に登板しています。

試合前の練習では1月末にコロナ陽性判定を受け2軍調整が続いていた鈴木大地が合流。元気な声をグラウンドに響かせていました。
一方、先発の田中将大はダッシュやストレッチなどで入念に体をほぐし今シーズン初の実戦登板に備えます。
その田中、ルーキー安田と初めてバッテリーを組み迎えた初回。先頭にフォアボールを与えランナー1塁としますが…その後は見逃し三振などで後続を打ち取り、上々の立ち上がりを見せます。
つづく2回、1アウトから味方のエラーでランナーを背負いますが、ここも140キロ台中盤のまっすぐを主体に、ヤクルト打線を打ち取ります。
その後も危なげないピッチングで2塁すら踏ませぬ好投を見せた田中。3回ノーヒット無失点で自身も納得の実戦初登板となりました。

田中将大 投手
「しっかり3イニング投げられたということはひとつ大きなステップだったと思うし、その中で自分なりにテーマを持って投げたことをある程度実行できた。非常に前向きな気持ちになれる登板になったと思います」

一方、野手で存在感を示したのがプロ9年目の和田恋。同点で迎えた6回インコース低めのストレートをフルスイングで捉えレフト芝生席へ一直線。「しっかりスイングできた」と決勝2ランを放ちこれで実戦3本目のホームラン。開幕1軍をかけ結果でアピールしました。

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