今シーズン先発ローテーションを守り、チーム2位の8勝をあげた中日ドラゴンズの次期エース、小笠原慎之介投手。12月22日にメ~テレの朝の番組「ドデスカ!」に生出演し、コメンテーターの井戸田潤さんと見事な“掛け合い”を見せました。
「おはようございます!」(小笠原慎之介投手&南雲穂波アナ)
早朝の5時59分からのスタートにも関わらず、番組冒頭のお天気コーナーから生出演してくれた中日ドラゴンズの小笠原慎之介投手(24)。
前日21日に先輩の柳裕也投手が出演してくれた時は、小雨の降る中、傘をさしての登場でしたが、この日は快晴。
「僕が持っているのか、柳さんが持っていたのかわからないですけど」(小笠原投手)
「きょうのポイント、小笠原投手お願いします!」(南雲アナ)
「はい!洗濯・大掃除OKです」(小笠原投手)
笑顔で番組スタートをきった小笠原投手にスタジオのコメンテーターは…
「いかがでした?」(竹田基起アナ)
「いや~緊張しましたよ」(小笠原投手)
「緊張しているようには見えないですね」(竹田アナ)
「何なら時々、修作さん(気象予報士)とチェンジしていただいても」(山田美保子さん)
「かまなかったからね」(井戸田潤さん)
「かまないこと“だけ”を意識して頑張りました!」(小笠原投手)
コーナータイトルまで変更!小笠原が井戸田のコーナーを“ジャック”
続いての出演は6時台のスポーツコーナー。いつもなら水曜コメンテーターの井戸田潤さんメインの『イトダスポーツ』のはずですが…コーナータイトルのロゴやイラストまでが『小笠原スポーツ』に!
「きょうは中日ドラゴンズ小笠原投手がゲストということで、『小笠原スポーツ』でお届けします」(堂野浩久アナ)
「おい、おい、おい、おい!ちょっと!どういうつもりだよ」(井戸田さん)
「一面刷り上がっています。コチラです!」(小笠原投手)
と、井戸田さんのコーナーを“ジャック”してしまった小笠原投手ですが、実は2人はとっても仲良し。
小笠原投手の今シーズンの大活躍の裏にも井戸田さんの存在があったそうで、投球データにも表れていたんですが、それは後程。
「1億円プレーヤーなかなかでないけど?」井戸田の厳しい質問に苦笑
まずは、きのう12月21日にドデスカ!に生出演してくれた柳裕也投手、同じ21日日に契約更改に臨み、5900万円アップの年俸1億円プラス出来高で一発サインしました。
その柳投手から小笠原投手へのメッセージは…
「僕よりはうまくしゃべれないと思いますけど、頑張ってくれると思います。(Q.何かアドバイスは?)いや、ないです」(柳裕也投手のVTR)
Q.21日の柳投手の出演は見ていましたか?
「見ていないです。見たらハードル上がると思って見なかったです」(小笠原投手)
「もう呑まれる気満々じゃん(笑)」(井戸田さん)
Q.柳投手の1億円の大台、いかがですか?
「柳さん、お子さんいるんで、お子さんに半分ぐらい使ってもらえるんじゃないかな。自分で使うんじゃなくて。そうしてもらうよう言っておきます」
Q.ドラゴンズだと1億円プレーヤーってなかなか生まれないけど、どうなの?(井戸田さん)
「そこに関しては、僕は…(苦笑)何も言えないすけど」(小笠原投手)
立浪監督の“宣言”で「来年は15勝目指します」
小笠原投手に大きな期待をかけているのが、新たなドラゴンズの指揮官、立浪和義監督。秋季キャンプでは監督から下半身強化の特別メニューを与えられ猛特訓の日々を送りました。
「いいね~いいね~頭上げるなよ。慎之介は来年15勝だな」
「これからオフもね、毎日ではなくても練習をしながら来年につなげてもらいたいなと思っています」(立浪監督)
Q.来シーズンに向け立浪監督にしごかれてましたけど、印象どうですか?
「しごかれてるっていう言葉はあんまり良くないですけれど、可愛がってもらいましたね」(小笠原投手)
「しごかれましたって言ってなかったっけ?」(井戸田さん)
「言ってない!言ってない!」(小笠原投手)
Q.立浪監督の印象は?
「話しかけたら言葉を返していただきますし、向こうからも話しかけていただきますので、遠いようで遠くないような、ちょうどいい距離感で」
Q.立浪監督は『来シーズン15勝だ』とおっしゃっていましたが、目指す数字は?
「監督に言われたらそりゃ15勝目指すしかないでしょう」
Q.15勝あればタイトルも狙えますね
「なんとか取ってみたいですけどね。(タイトル取って)来年もう1回イトダスポーツをジャックします!」
「ご両親とも挨拶済み」井戸田との関係
そして小笠原投手が愛して止まないのが、ず~っと成長を見守り続けてきた井戸田さん。2018年にはこんな“掛け合い”も
「熱いメッセージをお願いします」(井戸田さん)
「ドデスカ!『小笠原スポーツ』をご覧の皆さま…あっ!間違えた」(小笠原投手)
「『井戸田スポーツ』ね!聞いてた!違うでしょ!そんなコーナーないでしょ!」
「すみません…ちょっと緊張してて…」
この時の一言が、今回の『小笠原スポーツ』に繋がっていたんです。
「キャンプの時からずっと気にしていただいていたので、やっと井戸田さんにも恩返しできたのかなと思っています」(小笠原投手)
「ずっと見てるよ。入団の時からそうだし。俺(小笠原投手の)ご両親ともご挨拶しているし、弟さんとも話をしているし、もう家族ぐるみよ。もう『よろしくお願いします』って俺言われてるんだから」(井戸田さん)
恩返しと言う言葉もありましたが、その言葉通り、小笠原投手の曜日別の今シーズンの成績を見てみると、井戸田さんがドデスカ!に出演している水曜日の防御率は0.96と抜群の成績なんです。
「どうですか、この数字見て」(小笠原投手)
「これは相当恩返しになってるよ。ただね水曜日に抑えてもダメなんだよ。火曜日に抑えてもらわないと水曜日の朝にOAできない」(井戸田さん)
「火曜日は当たり障りないぐらいの成績(防御率2.25)なんですけど(笑)」(小笠原投手)
「自分で言うな!当たり障りないって。でもこれ嬉しいよ、水曜日めがけてやってくれるのは」(井戸田さん)
「火曜・水曜はもう気合入っていますから!」(井戸田さん)
「『火・水の男』ですよ」(井戸田さん)
彼女はいないの?の質問に「好きな人はいます」
続いて7時台の出演では、ファンからの質問をぶつけました。質問で一番多かったのは「彼女はいないの?」という内容。井戸田さんがストレートに聞いちゃいました。
Q.実際はどうなの?いるの?いないの?
「うんあ、まぁ…好きな人はいるんですけどねぇ~。まあそれはご想像におまかせします」
Q.誰?聞かせてよ
「いやそれは…想像してください。妄想してください」
Q.彼女はいないわけね?
「まぁ、いないですね」
年俸アップの自分へのご褒美は「45万円のスニーカー」
Q.年俸も上がって、大きな買い物はしましたか?
「引っ越しと、自分へのご褒美でスニーカーを(買いました)。スニーカー好きなんで」
Q.スニーカーだったら1万円ぐらいで買えますよね?
「いろいろあってプレミアが付いちゃって…45万円ぐらいですかね。そこまで跳ね上がっちゃって。1回戸惑ったんですけど、もうご褒美だから買っちゃえと」
Q.履く用と、観賞用の2足買った?
「いや、さすがに1足。履く用で買いました」
“弟分”藤嶋健人からは「猫とライオンの関係」
そんな小笠原投手をチームメイトはどう思っているのでしょうか?まずは小笠原投手が弟のように可愛がっている藤嶋健人投手(23)からのメッセージです。
「毎日シーズン中でも声掛けてもらったり、イジってもらったり、じゃれてもらったり…(じゃれる力が)強いんですよ。ちょっと痛いですよ。猫とライオンみたいな感じ。僕が猫で小笠原さんがライオンですね」
「やっぱ試合入った時のスイッチは全然違いますし、今のオフシーズンでもさらに上を目指す姿勢がすごい伝わってくるので、僕も頑張ろうという気持ちになれますね」(藤嶋健人投手)
Q.“弟分”の藤嶋投手からは“猫とライオン”と言われていましたが?
「とんでもない扱い方されていますね僕」
Q.小笠原投手の方がとんでもない扱い方してるんじゃないですか?
「僕はしてないと思うんですけど(笑)。多分彼は思っていることを言っていないんで、表上の言葉しか言っていない。思っていることは違うと思います」
小笠原投手と藤嶋投手の関係を見守ってきた井戸田さんからはこんな言葉が…
「藤嶋君がドラゴンズに来た時は嬉しかったと思いますね。イジっても藤嶋投手も返してくるのよ。キャンプの時の2人のやり取りはトムとジェリーみたいでしたね。本当に仲良くけんかしてるみたいなね。すごくいいと思う。素敵な先輩と後輩」(井戸田さん)
“師匠”大野雄大からのメッセージには緊張
続いては、小笠原投手の“師匠”、大野雄大投手(33)からのメッセージです。
「本当に1年間ローテーションを守るのって大変なことなんですけれど、それを達成できたので今後にすごく生きてくると思いますし、秋季キャンプを見ていても、やっぱ自身がみなぎっているんですよね。行動1つ1つに自覚が芽生えてきたかなとも思いますし、来年以降またすごく楽しみですね」(大野雄大投手)
Q.大野投手のVTRが流れた際は、顔がぐっと真面目になりましたね?年明けから自主トレは一緒に?
「はい、一緒にやらせてもらいます」
Q.大野さんと自主トレしてからの今シーズンは全然違いましたか?
「そうですね。いろいろと大野さんも苦しい経験をしているので、いい話も聞かせてもらったりして成長させてもらった自主トレでしたね」
Q.きのうの柳さんもそうでしたが、野球の話になるとトーンダウンしますね?
「さすがに師匠の話になると、ふざけられないです」
Q.大野さんはどんな存在ですか?
「いい時も悪い時も明るく接してくれるので、本当に頼りになる先輩ですね」
来シーズンの目標は…の回答に井戸田絶叫「そうじゃないのよ!」
Q.来シーズンの目標は?
「こちらです。『イトダスポーツ ジャック!! Again #オガスポ』です!」(小笠原投手)
「そうじゃないのよ!野球!野球への質問をしてんの!」(井戸田さん)
「あっ!違うんですか?」
「全然違うよ!よくOKだしたね」
最後まで井戸田さんとの楽しい掛け合いが続いた、笑顔がまぶしい小笠原投手の生出演でした。
(12月22日 5:59~放送 メ~テレ『ドデスカ!』より)
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