日本ハム 鶴岡慎也 引退会見「やりきった気持ちでいっぱい」
 今季まで日本ハムで捕手兼バッテリーコーチを務め、今オフに現役続行を希望して退団していた鶴岡慎也捕手(40)が13日、札幌ドームで会見を行い、19年目の今季限りでの現役引退を表明した。

【写真】中島から抱きしめられ笑顔を見せる鶴岡

 バッテリーコーチ兼任3年目となったプロ19年目の今季は、若手の台頭もあってわずか13試合の出場にとどまっていた。他球団での移籍を模索してきたが、自ら設定した「トライアウト終了から数日後」という期限になっても獲得に興味を示す球団が現れずに引退を決断。「ずっと選手としてやりたいという強い思いがあって、まだまだやれると思っていたが、いざやめると自分で決めたら何だか清々しい気持ちです。最後プレーするところがなくなるまでやると決めていた。そこまでやれたので本当に納得しています。やりきった気持ちでいっぱい」と時折、涙ぐみながら心境を吐露した。

WACOCA: People, Life, Style.