又吉克樹, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=2893244 / CC BY SA 3.0

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又吉 克樹(またよし かつき、1990年11月4日 – )は、沖縄県浦添市出身のプロ野球選手(投手)。
右投右打。
中日ドラゴンズ所属。
弟は香川オリーブガイナーズや琉球ブルーオーシャンズに所属した又吉亮文。
女優の大村沙亜子は従姉妹に当たる。
小学生時代に軟式野球を始めると、浦添市立浦添中学校でも軟式野球部に所属していた。
西原高校時代には、主に二塁手としてプレー。
送球のコントロールが良いことから、打撃投手を任されたことを機に、投手へ転向した。
転向当初はオーバースローであったが、毎日200球近く投げ込むうちに、現在のサイドスローに落ち付いた。
ただし、在学中には春夏とも、甲子園球場での全国大会への出場はなく、チームは県大会2回戦で敗退、セカンドの控えだった又吉に出場機会は無かった。
高校卒業後に環太平洋大学へ進学。
中国六大学野球のリーグ戦では、2年の春季に防御率1位となり、秋はチームのリーグ初優勝、明治神宮大会初出場に貢献した。
高校時代には160cm台だった身長が10cm近く伸びたり、体重が10kg増えたりするほど体格が向上したことから、入学時には110km/h台だったストレートの最高球速も138km/hにまで上がった。
しかし、リーグ戦では打線の援護に恵まれないことが多く、通算成績は13勝18敗にとどまった。
大学の2年先輩に当たる亀澤恭平・尾中博俊が独立リーグ・四国アイランドリーグplus(IL)の香川オリーブガイナーズへ入団していたことを背景に、又吉自身も大学4年生の秋に、ILのトライアウトを受験。
二次試験を免除される特別合格者(10人)の1人に選ばれたため、2012年12月13日に香川への入団が発表された。
背番号は21。
2013年には、最速148km/hのストレートとスライダーなどを武器に、エースとして活躍。
入団1年目ながら、リーグトップの13勝(4敗)で最多勝利のタイトルを獲得するとともに、完封数でもリーグトップ、防御率でリーグ2位(1.64)という好成績を残した。
前期の優勝争いが佳境にあった6月22日の対高知ファイティングドッグス戦では、8回2死まで走者を1人も出さず、1安打無四球という内容で9回を完封。
島袋翔伍のサヨナラ本塁打で勝利投手になり、チームの前期優勝を引き寄せた。
この試合を観戦していた中日ドラゴンズスカウトの正岡真二は、後に「(又吉の登板試合で)最も印象に残った」と述懐している。
後期も好調を維持すると、全日程終了後にリーグの年間MVPへ選出。
NPBの11球団が香川球団に調査書を提出するほどにまで注目されるようになった。
香川オリーブガイナーズ時代 (2013年) 2013年のNPBドラフト会議では、中日から2巡目で指名。
支配下登録選手としての契約を前提にNPBの球団から指名されたIL加盟球団の選手としては、過去最高順位での指名であった。
結局、契約金6,000万円、年俸840万円という条件で入団。
契約金の10%(600万円、金額はいずれも推定)は、NPB球団との契約に関するILの規定に沿って、香川球団に分配された。
背番号は16。
2014年には、オープン戦で好成績を残すと、公式戦の開幕を一軍で迎えた。
3月29日には、広島東洋カープとの開幕戦で、大野雄大の後を受けて7回表から救援投手として一軍デビュー。
4月6日の対読売ジャイアンツ(巨人)戦で、プロ初ホールドを記録した。
4月17日の対横浜DeNAベイスターズ戦(いずれもナゴヤドーム)では、1点ビハインドで登板した9回表を無失点に切り抜けると、平田良介のサヨナラ安打によって公式戦初勝利を挙げた。
ILからドラフト会議での指名を経てNPBに入った投手による一軍公式戦での勝利は、福岡レッドワーブラーズから福岡ソフトバンクホークスへ入団した金無英に次いで2人目で、日本人投手では初めての事例であった。
奇しくも、この日のパシフィック・リーグ公式戦では、又吉と同じ新人投手の豊田拓矢(埼玉西武ライオンズ)と東明大貴(オリックス・バファローズ)も一軍初勝利を記録。
NPBの一軍公式戦において、同じ日に3名の新人投手が初勝利を挙げた事例は59年振りであった。
7月5日の対巨人戦(東京ドーム)で延長10回裏に長…

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