11月7日(日)午後1時過ぎ、黒を基調にコーディネートされた出で立ちで那覇空港の到着ロビーに現れたビッグボスこと新庄剛志新監督(49)。無数のフラッシュを浴びながら車に乗り込みキャンプ地に向かいました。

 そして8日(月)午前8時半すぎ今度は上下赤のジャージに赤いスニーカーという姿でスタジアムに現れた新庄監督は「どこから見ようかという今日一日。まずは選手の身体能力というか足のスピードと肩の強さをチェックしてそれ以降は球団のみんなが考えた流れで見ていきたいなと思う。ここから3日間いて、もし練習に飽きたら2日で帰るんで。同じ練習しかしないと思うから。飽きたら帰っちゃう」と朝から新庄節がさく裂します。
  
 その後、ウオーミングアップ中チームスタッフに指示を出すとグラウンド内に白い車が一台入ってくると、屋根の上に乗りながらバットを片手に再び指示を出す新庄監督。その後アップを終えた野手全員が次々と外野に向かってボールを投げ始めます。ボールを低い軌道でより遠く投げることができるかスマホ片手にチェックしました。すると練習中カメラの前で「ずっと回してたらテープもったいないよ。こんなもんよ練習は」と気さくにカメラマンに声かける場面も。

 昼食後、再びスタジアムに現れた新庄監督。今度はなんと上下黒のジャージに着替えて登場。早速、サブグラウンドで野村佑希選手(21)と清宮幸太郎選手(22)の守備練習を見守りました。すると「動きが可愛く見えるんだけど、なんでだろう」と語り若手の守備練習に熱視線を送りました。

 その後も積極的に選手と会話を交わすなど充実の視察初日を終えた新庄監督。

 ー視察初日を終えた感想は
「楽しかった、昔の選手のころとは違うんですけど基本は野球が好きな少年と思って見てました」

 ー目に留まった選手はいましたか
「あまり目に止めようとは思わなかったですね。全体の雰囲気を見て、さぁこのチームはいいチームになるかどうかっていう全体でぼやーって見てました。まだ1日目なんで。ちょっと分からないし実戦練習もまだ始まってないし生きた球をどういうスイングをするのかとかタイミングの取り方とか生きたボールに対してどういうスタートを切っていくのかが分かってくると思うのでこれだけで分かる人はいないと思う」
 
 ースマートフォンで撮影してましたが
「ユニホームを着てないから名前がさっぱり分からん。ちゃんとマッキーかなんかで書いておいてもらわな。この選手がいいなと思って名前見たら背番号がないから動画を撮った。あとで体格と名前を一致させようかなと思う」

 さらに練習中、新庄監督から直接声をかけてもらったルーキーの今川優馬選手(24)は

 ービックボスと呼びますと言っていたが
「(ビッグボスと)言えなかったですね。緊張しちゃいました」

 ー明日以降は
「チャンスがあればビックボスって呼んでみたいです」と緊張の瞬間を明かしてくれました。

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