吉住晴斗, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3844902 / CC BY SA 3.0

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吉住 晴斗(よしずみ はると、2000年3月12日 – )は、山形県鶴岡市出身のプロ野球選手(投手・育成選手)。
右投右打。
福岡ソフトバンクホークス所属。
小学校3年時から「大宝寺スターファイブ」で軟式野球を始めると、鶴岡市立鶴岡第二中学校では、校内の軟式野球部に所属した。
中学校の卒業を機に野球を終えようとしていたところを、硬式野球部のある鶴岡東高校の関係者から入学を誘われたため、同校への進学後も硬式野球部でプレーを継続。
1年時の秋からベンチ入りを果たすと、2年時の夏に第98回全国高等学校野球選手権大会へ出場した。
甲子園球場の全国大会へ登場したのはこの大会だけで、1回戦で1イニングを投げて初戦敗退を喫したものの、NPB球団のスカウトからは注目されていた。
2017年のNPBドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスから1巡目で指名された。
山形県内の高校生への1巡目指名はNPBドラフト会議史上初めてで、実際には清宮幸太郎・安田尚憲・馬場皐輔への独占交渉権を指名重複による抽選で逃した末の単独指名であったが、契約金8,000万円、年俸800万円(金額は推定)という条件で入団に至った。
入団当時の背番号は26。
2018年には、三軍の非公式戦(三軍戦)でチーム最多の25試合に登板。
3勝9敗、防御率6.69という成績を残した。
二軍の公式戦(ウエスタン・リーグ)での登板の機会はなかったが、シーズン終了後には推定年俸800万円(現状維持)という条件で契約を更改した。
2019年には、二軍公式戦12試合の登板で、防御率5.31を記録。
三軍戦では、24試合の登板(通算投球イニング46回2/3)で3勝1敗1セーブ、防御率3.47を記録した。
2020年には、三軍戦22試合の登板(通算投球イニング38回2/3)で3勝2敗、防御率4.89という成績を残したものの、一・二軍公式戦での登板機会はなかった。
11月18日には、球団から支配下選手契約の解除を通告されるとともに、育成選手としての再契約を打診。
打診の当初は現役を引退する可能性を示唆していた(詳細後述)が、自由契約選手としてのNPB公示(12月2日付)を経て、同月9日に育成選手としての再契約に至った。
再契約後の背番号は139。
最速151km/hのストレートに、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップといった変化球が武器。
ソフトバンクへの入団3年目(2020年)まではオーバースローで投げていたが、育成選手に転じた2021年からサイドスローに取り組んでいる。
20歳(ソフトバンクへの入団3年目)にして球団から支配下選手契約の解除を通告された直後には、「今は野球に対する気持ちが切れかかっている部分もある」と発言するなど、現役引退を視野に入れていた。
このような状況を憂慮した先輩投手の石川柊太(育成選手出身)が、かねてから親交のあるダルビッシュ有に連絡。
その際に吉住の連絡先も教えたところ、ダルビッシュが電話を通じて、「(NPB入りからわずか3年で引退するのは)もったいないんじゃないの?」と吉住に問い掛けた。
吉住自身はダルビッシュと面識がないものの、この突然の問い掛けがきっかけで引退を翻意。
結局、育成選手から支配下登録選手への復帰を目標に、ソフトバンクで現役生活を続けることを決めた。
ダルビッシュは、吉住の再契約を本人からLINEで伝えられた直後に、「この短期間での切り替えや、すぐに前を向けるところに(吉住の)センスをさらに感じた」というツイートを自身のTwitter公式アカウントから発信。
吉住本人も、ダルビッシュからスライダーの投げ方を改めて教わるなど交流を重ねている。

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