田浦文丸, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3832804 / CC BY SA 3.0

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#秀岳館高等学校出身の野球選手
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田浦 文丸(たうら ふみまる、1999年9月21日 – )は、福岡県大野城市出身のプロ野球選手(投手)。
左投左打。
福岡ソフトバンクホークス所属。
大野城市立平野小学校1年生から「平野リトルジャガーズ」で軟式野球を始め、大野城市立平野中学校では投手兼外野手として硬式野球クラブ「糸島ボーイズ」に所属する。
2年生の夏には全日本中学野球選手権大会(ジャイアンツカップ)に出場。
準決勝で先発し1-0の完封勝利おさめる。
迎えた決勝戦では後に高校時代の監督となる鍛治舎巧が率いる「枚方ボーイズ」と対戦となった。
高校は秀岳館高等学校に進学し、1年生の秋からベンチ入りを果たす。
甲子園には2年生の春の第88回選抜高等学校野球大会、夏の第98回全国高等学校野球選手権大会、3年生の春の第89回選抜高等学校野球大会、夏の第99回全国高等学校野球選手権大会と4季連続の出場を果たしたが、3年生の夏は2回戦で中村奨成擁する広陵高校に6対1で敗れ、4季連続の準決勝進出はならなかった。
九鬼隆平は高校の1学年先輩であり、バッテリーを組んでいた。
2017年9月に開催された2017 WBSC U-18ワールドカップにおいて、中村奨成や同期入団となる増田珠らとともにU-18野球日本代表に選出され、同大会ではリリーフとして5試合、先発で1試合に登板し、13回2/3を投げて29三振を奪い、救援部門でベストナインに選出された。
またこの活躍により大野城市から「平成29年度大野城市特別表彰」を受賞する。
10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークスからドラフト5巡目で指名され、11月28日、福岡市内にて入団交渉を行い、契約金3,500万円、年俸500万円(金額は推定)で契約合意に達し、12月7日、福岡市内のホテルで入団発表会見が行われた。
背番号は56。
2018年5月1日に行われたウエスタン・リーグ対阪神戦において3番手で登板し、2回を奪三振2、無失点で二軍公式戦初登板を果たすが、その後3ヵ月間、怪我による離脱を余儀なくされ、復帰登板は9月25日に行われた三軍のBFL選抜との練習試合となる。
二軍公式戦登板は上記の1試合のみであり、三軍戦も9試合の登板にとどまった。
シーズンオフの11月25日から台湾で開催された2018アジアウインターベースボールリーグにおいて、NPBウエスタン選抜に選出され、7試合に登板し、0勝1敗2ホールド、防御率0.56の成績を挙げる。
2019年7月9日に出場選手登録され、初の一軍昇格。
翌10日の埼玉西武ライオンズ戦でプロ初登板を果たすと、2回を投げ、2イニングとも三者凡退に抑えた。
以降、8試合に登板し、勝ち負け無し、防御率4.50の成績を残す。
シーズンオフの11月10日、福岡市内の球団事務所で契約交渉に臨み、80万円増の年俸580万円(金額は推定)で契約更改した。
2020年、腰痛や左肩痛に悩まされ、一軍公式戦の登板は無く、二軍公式戦においても1試合の登板にとどまった。
シーズンオフの12月04日、福岡市内の球団事務所で契約交渉に臨み、20万円減の年俸560万円(金額は推定)で契約更改した。
2021年は、初めて開幕を一軍で迎えた。
4試合目の登板となった4月11日の対楽天戦(楽天生命パーク)では6回から3番手として2イニングを1安打無失点に抑え、この試合に先発した松本裕樹が4回完了時に降板していたためプロ入り初の勝利投手となった。
最速148km/hの威力のあるストレートと横のスライダー、手元で鋭く落ちるチェンジアップを投げる。
特にチェンジアップは精度が高く決め球として空振りをとれる。
田浦の初登板の映像を見たダルビッシュ有が、そのチェンジアップに対して「俺がこんなんやったら1球で肩もげる」と評し絶賛した。

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