川瀬晃, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3524550 / CC BY SA 3.0

#日本の野球選手
#大分県立大分商業高等学校出身の野球選手
#福岡ソフトバンクホークス及びその前身球団の選手
#大分県出身の人物
#1997年生
#存命人物
川瀬 晃(かわせ ひかる、1997年9月15日 – )は、大分県大分市出身のプロ野球選手(内野手)。
右投左打。
福岡ソフトバンクホークス所属。
2020年度育成ドラフト会議でオリックス・バファローズ1巡目指名の川瀬堅斗は弟。
大分市立賀来小中学校から軟式野球を始め、賀来ヤンキースに在籍する。
大分商業高校に進学、第95回全国高等学校野球選手権大会では、後にプロでもチームメイトとなる、1年先輩の2年生エース笠谷俊介と同学年の森下暢仁とともに、1年生ながら控えとしてベンチ入りしたが、試合出場機会はなかった。
2年生からは投手と兼任で二塁手のレギュラーを獲得。
笠谷がチームを退いた後はキャプテンに指名され、遊撃手と投手との兼任で森下とライバル関係であった。
甲子園の出場は1年生の夏だけで、2年・3年生時ともに大分県予選で敗退。
2015年10月22日に行われたプロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから6巡目で指名され、同年11月19日に契約金3,000万円、年俸480万円で契約合意に達し、入団した。
背番号は00。
2016年は、宮崎春季キャンプ前の1月5日、ランニング中に転倒した際の左手の骨折で、同月4日に福岡市内の病院で「左手舟状骨の観血的骨接合術(経皮的スクリュー固定)」を受けたと発表された。
二軍公式戦において30試合に出場し打率.160、三軍戦では58試合に出場、打率.269の成績を残す。
2017年は、一軍公式戦の出場機会は得られなかったが、二軍のレギュラーとして定着し、二軍公式戦において81試合に出場し、打率.241、15打点の成績を残す。
三軍戦においては、33試合に出場し、打率.275、8打点だった。
オフの10月19日、11月25日から台湾で開催される2017アジアウインターベースボールリーグにおいて、NPBウエスタン選抜に選出された。
2018年、5月23日の対埼玉西武ライオンズ戦(福岡ヤフオク!ドーム)において9番・遊撃手として一軍公式戦初出場を初先発で飾り、翌24日の同一カードで初安打を記録する。
6月19日のセ・パ交流戦、対東京ヤクルトスワローズでは、右前2点適時打で初打点を挙げる。
レギュラーシーズンは一軍公式戦で13試合に出場した。
日本シリーズでは、出場資格者名簿に登録されたが出場機会は得られなかった。
シーズンオフの11月19日、福岡ヤフオク!ドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、70万円アップの550万円(金額は推定)でサインした。
2019年、5月26日に一軍昇格を果たし、6月4日のセ・パ交流戦、対中日ドラゴンズ戦において先発出場し、適時打を記録する。
一軍公式戦では主に守備や代走の途中出場で29試合に出場した。
2020年、7月15日に一軍昇格を果たした。
しかし、打撃は不調で8月20日の対ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)でシーズン初安打となる二塁打を放つまで、16打数0安打だった。
また、8月11日の対オリックス戦(福岡PayPayドーム)の5回の守備で2つのエラーを犯し、この影響でこの回6失点し、一時逆転された。
この試合は、柳田悠岐の再逆転となる本塁打でソフトバンクが勝利した。
自身のエラーに起因する逆転負けを経験している柳田は川瀬を慮り、「おまえは悪くない。(投げていた)千賀が悪いんだ」と声をかけたことをヒーローインタビューで語った。
すると、14日後の8月25日の同じ状況(対オリックス、先発:千賀滉大、相手先発:山本由伸、福岡PayPayドーム)の試合で、8回に試合を決定づける2点適時打(シーズン初打点)を放つなど、3打数2安打1四球の活躍で見事リベンジを果たし、勝利投手となった千賀と共にヒーローインタビューに選ばれた。
10月27日の対ロッテ戦(福岡PayPayドーム)、5回先頭打者として石川歩から二塁打を放ち、その後の中村晃の犠牲フライで本塁に生還し先制した。
結果としてこれが決勝点となり、チームは3年ぶりのリーグ優勝を果たした。
巨人との日本シリーズでは、第1戦・9回に遊撃手として守備につきシリーズ初出場を果たした。
第2戦・9回無死一二塁の場面のシリーズ初打席で中前安打を放った。
投手としては最速143km/hのストレートを投げ、制球が良く遊撃守備における送球も安定している。

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