阪神岩田稔が来季構想外 1型糖尿病と闘いながら生え抜き16年間で60勝(日刊スポーツ)
24日、ウエスタン・リーグのオリックス戦に登板した阪神岩田
阪神岩田稔投手(37)が来季の戦力構想から外れていることが26日、分かった。プロ16年目の今季は1月上旬の新型コロナウイルス感染で出遅れた。6月中旬から中継ぎに挑戦し、ウエスタン・リーグでは17試合登板で4勝1敗、防御率1・97。7月に1軍昇格後はブルペンの一員として3試合登板で防御率0・00と奮闘したが、後半戦は2軍調整が続いていた。 関大を経て05年大学・社会人ドラフト希望枠で入団。大阪桐蔭高2年冬に発症した1型糖尿病と闘いながら、3年目の08年に10勝をマーク。同年以降は左肘手術などの故障も乗り越え、長年にわたって先発ローテを支えてきた。ここまで通算200試合登板で60勝82敗、防御率3・38。ただ、ここ数年は若手投手の台頭もあり、昨季は5試合登板にとどまっていた。 今年1月には「全然優勝したことがないので優勝してみたい。そのための必要なピースにならないと。どこで投げてもいいような状態にしていきたい」と決意表明。自身初のリーグ優勝へ並々ならぬ覚悟でいたが、激しい首位争いを続けるチーム状況の中、なかなかチャンスをつかめ

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