◆日本生命セ・パ交流戦 楽天5ー2中日(8日・楽天生命パーク)

 

 中日がセ・パ交流戦初の連敗を喫し、首位の座から陥落した。

 4回に福田の3号ソロで先制したが、右のエース・柳裕也がその裏、島内に同点の9号ソロを浴びて、26イニングぶりに失点。柳は5回にも四死球も絡んで2適時打を浴びた。柳は6回1/3を投げ8安打。降板後にリリーフした藤嶋もタイムリーを許したため、柳は5失点で、今季交流戦初の敗戦投手となった。以下は与田剛監督の一問一答。

  ◆  ◆  ◆

―無失点を続けていた柳が5失点。

 「それは(点を)取られることもある、ネッ。横から見ると、いいところにもボールが行っていたように見えたけど、ボールカウントが多かったかな。ゲーム的には長打を許してはいけない展開だったから慎重になったんでしょうけど。7回まで投げさせたのも、まだいけるという判断で」

 ―リリーフの藤嶋も何とか1人抑えてくれれば、というところだったが?

 「そのつもりでマウンドに上げたが、これもしょうがない。次に期待したい」

 ―楽天・岸に相性が悪い(交流戦通算9敗目)。先制したが後は…。

「やっぱり3回までのチャンスに点を取りたかった。(4回に)福田の本塁打で先制点は取れたけど、それまでのやられ方がよくない」

 ―井領、溝脇の下位打線に、好機で当たりが出なかった。

 「それはもうしょうがない、ハイ」

 ―交流戦首位から陥落した。

「まだ残り試合があるんで。首位だからどうこうというより、1つ1つ勝つということ」

 ―キューバ勢のRマルティネス、ロドリゲスが今日、日本に戻ってきたが、今後(の青写真)は?

「まだわからない。全部分かった時点で球団から発表があると思います」

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