3月11日、プロ野球では、オープン戦前に東日本大震災の犠牲者へ黙とうがささげられた。
千葉ロッテマリーンズのゴールデンルーキー・佐々木朗希投手(18)。
9年前、当時9歳だった佐々木投手は、岩手・陸前高田市で被災した。
佐々木朗希投手「プロ野球選手として、初めて迎えた日ですが、立場が変わって、これから僕がいろいろ発信していかなきゃいけないなという思いです。(東日本大震災で)今あることが当たり前じゃないと思ったので、今という時間を昔よりも大切にするようになったかなと思います」
震災で父親と祖父母を亡くした9歳の少年は、“令和の怪物”と呼ばれる剛腕投手へと成長。
憧れていたプロ野球選手として、シーズンに臨む。
キャンプから順調に調整を進め、周囲も舌を巻くのは、最速163km/hのストレート。
亡くなった家族への思いを胸に11日、あらためてプロへの決意を語った。
佐々木朗希投手「今あるものが一瞬でなくなってしまうので、今生きている身として、そういった人たちの分も一生懸命生きていかなきゃいけないなと思います」、「(天国の家族にはプロ野球選手として、どのような活躍で喜んでもらいたい?)そうですね、活躍をしているところを見せたいです」
(2020/03/12)
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