【中日ー阪神】2018/7/31
中日が好走塁で貴重な追加点を叩きだした。

 1―1の3回1死満塁。大島の放った大飛球を中堅手・俊介が倒れ込みながらキャッチした。それを見た三塁走者のガルシアがタッチアップで本塁に生還し、まず勝ち越し。

 見所はここからだ。二塁走者の京田が三塁に向かって走ってくると、三塁コーチャーの奈良原内野守備走塁コーチがグルグルと腕を回す。それを見た京田は速度を緩めることなく三塁ベースを回り、一気に本塁へ突入。阪神の中継プレーは間に合わず、悠々とセーフになった。

 犠牲フライで2打点するいわゆる「2ラン犠飛」は、ロッテ・鈴木が13年9月15日の西武戦で記録して以来5年ぶり。京田の脚力があってこその珍しい記録となった。

 17年4月6日に広島・新井が中日戦の9回1死満塁で犠牲フライを放ち2点が入ったが、これは新井の犠飛による1打点と一塁走者の挟殺プレーの間の生還だったため、2打点ではない。

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