「プロ野球ドラフト会議」(25日、グランドプリンスホテル新高輪) 広島から4位指名を受けた中神拓都投手(18)=市立岐阜商=は目標とする選手に鯉の4番・鈴木誠也の名前を挙げた。 自身は高校時代、投手兼遊撃手の“二刀流”として活躍。鈴木も高校時代は投手としてならし、高卒でプロ入りした後は打者として大成した。目標にしたい選手について、「自分の足りないところでもある勝負強さ、緊迫した場面でヒットを打っている印象がある」と背番号51の名前を口にした。 投手としては最速146キロ、打者としても高校通算46本塁打を記録した中神。プロ入り後は「少し前までは野手(で勝負)というイメージがあった」。ただ、最近になってからは「自分だけの考えを通すのは違うと思う。チームに入って、言われたところで自分の最大限の力を出してきたい」と考えを改めたと言う。 投手としても好素材ではあるが、広島は内野手として指名。高校3年間は一度もケガをすることがなく、体の強さには定評がある。「自分の印象として、すごく強いチームで勢いに乗っている。そんなチームにいけるということで、自分としてはうれしい気持ちです」と笑顔を浮かべた18歳。猛練習で鍛え上げ、広島の未来を担う選手となっていく。
 
						
			
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