プロ野球ニュース 【オリックス】紅林弘太郎に中嶋聡監督“愛のムチ”!? 「ミニキャンプと思え」
https://www.youtube.com/channel/UCvGSd4HiJqSiTamECX5eZDw?sub_confirmation=1 オリックスの紅林弘太郎内野手が、中嶋聡監督から“愛のムチ”を受けた。五輪中断期間中の過ごし方について、高卒2年目の新鋭は「監督から『ここは休みじゃない。もちろん休養も必要だが、ミニキャンプだと思って気持ちを緩めるな。後半戦に向けて(ギアを)入れるところは入れるぞ』と言われました」と明かした。
シーズンの半分以上を消化して疲れも出るタイミングで、ベテランらにとってはまずはある程度、体を休めることもできるリフレッシュ期間だ。しかし、若さにあふれる19歳にすれば、さらなるレベルアップを図れる好機会。まして今季、2リーグ制となった1950年以降では球団初となる「開幕・遊撃」を果たし、ここまで中心選手として81試合に出場している期待のホープとなれば、この約1か月の重要性を指揮官が強調するのも理解できる。
ここまで打率2割1分4厘、5本塁打、26打点の数字を振り返り、納得はできてない。「最優先の課題はバッティングと思っています。まだ、外角のボール球に突っ込んで打ちにいくところがある。意識をしていても、やってしまう。ボール球に飛びかからず、ストライクの球に対してしっかりとコンタクトしていく。その確率を上げれば、ホームランなどの数字も増えてくると思います。とにかく練習で数を打って、体にしみこませたいです」。現在の打率を後半戦でまずは「2割5分」まで上げることを目標に、鍛錬を続ける意気込みだ。
23日はウエスタン・リーグのソフトバンク戦(オセアンBS)に「3番・遊撃」で出場して、3打数1安打。最高気温は34度という炎天下の中、確実性を上げてきた守備で好フィールディングを見せるなどアピールした。「(8月13日からの)後半戦のスタートが(ZOZO)マリンで3試合、ほっともっと(神戸)で2試合と屋外球場が続く。暑さの中で試合に出ることに慣れておくように、とも言われているので」と背番号24。満足なんて言葉は、まだない。理想を追い求めて、この夏もひたすら汗を流し続ける。
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