[宜野座高校:嶺井辰之助 173cm 左・左 久辺中]
キレのあるストレートと、強気の投球で1年秋からベンチ入り、夏直前まで腰痛で戦線離脱のエース渡久地 伸の抜けたマウンドを守り続けた。
夏1回戦(陽明)2回戦(与勝)とリリーフで好投、3回戦(糸満)では先制しながらも投打が噛み合わず屈辱の(10-2)コールド敗退。多くの課題を残し涙をのむ。
新チームでは勿論エース。新人中央大会出場への原動力となった。
中央大会では初戦敗退はしたが7回を投げ6三振を奪いmax138を記録するなど経験と素材は誰もが認めるところだが、関係者からは「下半身を鍛え切れていない。もっと頑張れば上の世界も見えてくるのに」とここ数年の3回戦の壁をもどかしがる。
新人中央大会の負けを喫した試合では内野・外野が、全勝した地区大会時の集中力を維持出来ず、3失策。エラーがすべて点に絡み3-2と夏に続き再び糸満に敗れる。
そんな中、
「降雨で間が空き気持ちの切り替えが出来なかった」
「バッターを追い込んでからの詰めも甘かった」
と
守備への恨み節は一切ない。
さあ!次こそ 雪辱。
この秋 チームのすべてを背負った左腕が宜野座の新しい歴史を作る。
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