ドラフト広島３位の塹江投手が抱負語る

プロ野球のドラフト会議で広島東洋カープからドラフト３位指名を受けた香川県立高松北高の左腕・塹江敦哉投手、高松市牟礼町の同校で記者会見し、「力をつけて１年目から試合に出場し、格上の選手と対戦して野球選手としても、人としても成長していきたい」と意欲を燃やした。
　塹江投手は同市出身。小学３年から野球を始め、高松北中では軟式野球部に所属。高松北高２年の夏に、４番エース格として県大会でチームをベスト４に導いた。今夏の大会では自己最速の１５０キロをマークし、切れのあるスライダー、チェンジアップで、プロ野球関係者から注目を浴びた。
　この日、高松北高でチームメートや校長、監督などとテレビでドラフト会議の模様を見守り、自分の名前が発表されると、会場から拍手が沸き起こり、ガッツポーズで喜びを噛みしめた。
　広島東洋カープについて「地域に愛されているチーム」と話し、「直球を売りに、切れのいい球を投げて勝利できるピッチャーになりたい」と抱負を語った。