千葉ロッテマリーンズの二木康太投手（30）が、今季限りで現役を引退することを決断した。鹿児島情報高から2014年ドラフト6位で入団し、最速150キロの直球と高い制球力を武器にローテーションを支えた右腕。2021年には初の開幕投手も務めたが、近年はけがに苦しみ、1軍登板の機会が減少。今季最終戦で3年ぶりのマウンドに立ったが、結果は無念の4失点。通算131試合登板で41勝50敗、防御率4.18。12年間のプロ生活を終え、「納得のいく球を投げられなかったが、これまでの経験を野球界に還元したい」と語った。ファンの記憶に残る真っすぐな投球と人柄で、多くの人々に勇気を与えた右腕の新たな挑戦に注目が集まっている。
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