【中日】涌井秀章「1点惜しんで4点取られた」村上押し出し死球からオスナに痛恨の満弾被弾(日刊スポーツ)-Yahoo!ニュース
試合の状況
この試合は9月11日、神宮球場で行われたヤクルト対中日の一戦。最終的にヤクルトが6‐5で逆転勝ちを収め、中日は痛い逆転負けを喫した。これで中日は3カード連続の負け越しとなる。
2. 先発・涌井秀章の起用と期待
中日の先発は涌井秀章(39歳)。今季もベテランとして先発ローテーションを支えてきており、この試合でも中日は勝利をつかんで勢いを取り戻したいところだった。
3. 先制・リードのタイミング
試合中盤まで中日は1点リードの展開で進めていた。涌井もまずまずの投球で相手を抑えていたため、このリードは重みがあった。
4. 5回の崩れ:四球と死球から満塁へ
5回裏、1死から投手・吉村を四球で歩かせる。続く場面で2死一・三塁となったところで、北村恵(ヤクルト)に死球を与えて満塁に。さらに村上に押し出しの死球を与えて同点にされるという連続の投手・打者間の不運も絡む展開。
5. オスナへの満塁本塁打
満塁の場面でバッターはオスナ。カウントがフルとなった後、涌井は内角高めへの直球を選択。これをオスナが捉え、左翼席へ豪快な満塁弾を放った。これがこの回の決定打となり、中日は4点をこの一発で失うことになる。しかもこれが13号満塁本塁打。
6. 涌井の自己分析・反省
涌井はこの場面を以下のように振り返っている。
「オスナのところで一番最悪の選択をして」
「抑えたい欲が出て…。4点を失うんだったら四球とか、変化球で外にいくべきだった」
「結果的にあそこに投げた自分が悪い」
「1点を惜しんで4点を取られた。結果論ですけど、こういう最後の負けられないところで、大量失点は大ダメージ。悔やむ1球です」
7. 気象条件とその他の要因
4回あたりから雨が強くなってきたが、涌井自身は「雨が降るとかは全然関係なく、そこじゃない」と語っている。つまり、天候を言い訳にはせず、ミスや選択の部分を重視しての反省。