先月2月26日、台湾の野球ファンのみならず、日本のファンにも愛された台湾野球史に名を残したサウスポー、陳偉殷(チェン・ウェイン)投手が現役引退を発表しました。
3月16日には、2004年、プロ野球選手生活をスタートした日本プロ野球、中日ドラゴンズの本拠地であるバンテリンドームナゴヤで行われた埼玉西武ライオンズとのオープン戦の試合前、セレモニアルピッチを行いました。現在は指導者や解説者となったかつての同僚と旧交を温めたチェン投手。ドラゴンズのファン、日本のファンに向け、日本語で「今日、ドラゴンズの一員として、もう一度この大好きなマウンドに立てることが、とても嬉しいです。僕にとって、これは別れではなく、夢を締めくくる最高の瞬間です。中日ドラゴンズ、そして応援してくれたファンの皆さん、本当にありがとうございました。」とスピーチしました。
本日は、チェン投手の現役生活の振り返り、そして先週21日、台湾北部、台北市で行われた引退記者会見の模様をお送りいたしましょう。