遠藤淳志, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3739420 / CC BY SA 3.0

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遠藤 淳志(えんどう あつし、1999年4月8日 – )は、茨城県土浦市出身のプロ野球選手(投手)。
右投右打。
広島東洋カープ所属。
小学1年生から斗利出ベアーズ(当時)で野球を始め、4年生から投手として活躍。
土浦市立新治中学校を経て、霞ケ浦高校に入学。
1年の夏にはチームが甲子園出場を果たしたものの、ベンチ入りできず、1年秋から念願のベンチ入りを果たした。
2年の秋からエースとして活躍が期待されたが、夏休み中に右手の甲を縫うけがを負ったため調整が遅れて登板できなかった。
しかしオフシーズンに練習を重ね3年春の関東大会にはベスト8の原動力となって注目を集め、第99回全国高等学校野球選手権大会・茨城大会2回戦では日米8球団20人のスカウトが視線を送る中、自身の最速に2キロ迫る140キロを計測。
同大会決勝戦では先発として200球を超える力投をするものの、チームは延長15回の末土浦日大高校に敗戦し甲子園出場を逃す。
高校では2学年上に綾部翔がいる。
2017年のNPBドラフト会議で広島東洋カープから5巡目で指名を受け、11月10日茨城県土浦市内で仮契約を結んだ。
契約金は3000万円で年俸480万円(いずれも推定)。
ドラフト会議で指名を受けた同校出身の選手は、2015年の綾部翔(DeNA)、2016年の根本薫(オリックス)に続き3年連続。
この年は茨城県内で遠藤を含め4人の高校球児がプロ野球志望届を出したが、ドラフト会議でプロ野球球団に指名された県内の高校球児は遠藤のみだった。
背番号は66。
2018年はウエスタン・リーグ公式戦4試合に登板した。
2019年は6月7日に一軍に初登録され、同日の対福岡ソフトバンクホークス戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)でプロ初登板を果たし1回を無安打無失点に抑えた。
その後は中継ぎとして1軍に帯同し8月21日の対東京ヤクルトスワローズ戦(マツダスタジアム)でプロ初勝利を挙げると、同24日の対中日ドラゴンズ戦(ナゴヤドーム)では1点リードの10回に登板し、三者凡退に抑えプロ初セーブを挙げた。
20歳4カ月での達成は今村猛を抜き球団最年少記録となった。
シーズン終盤には一岡竜司、中﨑翔太の離脱を受けセットアッパーに昇格し、最終的に34試合の登板で6ホールドを記録した。
2018年2月8日 東光寺球場での春季キャンプにて 身長184センチの長身から繰り出される角度のある直球と縦に割れるカーブが持ち味。
他にスライダー、フォークを操り、プロ入りが決まった2017年11月からは高校時代の先輩である綾部翔に影響を受けてチェンジアップの習得に励んでいる。
1年目の春季キャンプでは初のブルペンを見た当時二軍投手コーチだった佐々岡真司からは「腕のしなりが良い。俺たちの世代で言えば伊藤智仁くらいに見えた」との評価を受けた。
担当スカウトの尾形佳紀は「球持ちが良くて体のバランスがよい。体格が大きくなれば、もっと速い球を投げられる」と潜在能力を高く評価している。
プロ入り後の直球最速は147km/hであり、プロ入り前から5km/h上がった。
憧れの選手は球団OBの黒田博樹。
「5年後、10年後はカープを代表する投手に、最終的には日本のエースになれるように土台を積んでいきたい」と語る。

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