7月20日に告示された仙台市長選挙は、届け出順にいずれも無所属で
現職の郡和子氏(68)、
新人で地域FM放送局社長の野田紀子氏(76)、
新人で元自衛官の菅原武大氏(60)、
新人で元会社員の松本剛氏(48)の4人が立候補しています。候補者は、20日と21日に、それぞれ仙台市内で第一声を上げ、支持を訴えました。tbcでは「ユーザーローカルAIテキストマイニング」というサービスを使い、第一声を分析しました。「候補者の名前」や「選挙」などの言葉は除外して分析しています。

郡和子さん第一声AIテキストマイニング

現職の郡和子さんの第一声です。郡さんは、20日に仙台市青葉区の錦町公園で約10分間、第一声を上げました。「防災」という言葉が一番大きく表示されています。郡和子さん:
「防災環境都市としての取り組みが、国連を始め、多くのところで大変高い評価をいただきました。この高い評価を我が国の防災減災にも貢献させていただきたい。防災庁の誘致には強力に努めてまいりたいと考えています」ほかにも「650万」という言葉が目立っていますが、これは、2024年仙台の宿泊者数が650万8856人と過去最多を記録したことについて話しました。郡和子さん:
「仙台が持っている観光資源を磨き上げて。仙台ゆかりのアニメの聖地を作る、あるいはスポーツやゲームなどのツーリングを行っていただく。様々な取り組みが私達にはできると確信をしております」

野田紀子さん第一声AIテキストマイニング

新人の野田紀子さんです。20日に仙台市太白区のJR長町駅前で約11分間行った第一声では、「1人ひとり」、「子どもたち」などという言葉が目立ちます。野田紀子さん:
「1人ひとりが良い形で大人になっていく。大人もいい形で人と人との人間関係を作っていける。そういうようなやっぱ社会でないとだめだなと思ってるんですね。子どもたちの状況は大人の鏡。だから大人の社会がどうしなければいけないのかということが今の現状から言うと私たち大人が問われている」「住みやすい」「たくましい」など形容詞が多いのも特徴です。また「市民」という言葉も大きく表示されていて、市民の意見や困りごとを行政が直接聞く場を作る必要性を訴えていました。野田紀子さん:
「困ったときに相談できるご相談窓口これは市長直轄で、私はもうぜひ作りたいと思います。やっぱりデジタルでは駄目なんです。本当に肉声で、困ったこと聞いていくっていうことが大事だと思うので、そういう窓口をしっかり作りたい」

菅原武大さん第一声AIテキストマイニング

新人の菅原武大さんです。菅原さんは、20日には演説は行わず、21日にJR仙台駅前で約7分間、第一声を上げました。一番大きく表示されたのは「政策」という言葉です。菅原武大さん:
「子どもに3食食べられる場所を作る。これは0歳から18歳まで。今やっている政策については、終わりまでやっていただく。今計画している政策は、全て保留にして、全額を投資してこの政策をやろうと思っている」ほかにも、「託児所」や「子育て」という言葉が目立っています。今予定されている政策を保留してでも早急に子育て政策を行う必要性を訴えていました。菅原武大さん:
「24時間子どもを受け入れられる場所を作ります。子育てができる環境。仙台市に行けば、子育てが楽にできるというイメージを全国に伝えたいと思います」

松本剛さん第一声AIテキストマイニング

新人の松本剛さんです。松本さんは、20日に仙台市青葉区の地下鉄国際センター駅前で約6分間、第一声を上げました。一番大きいのは「メガソーラー」という言葉です。松本剛さん:
「秋保で計画されているメガソーラー建設も仙台市として断固反対するべきです。仙台の自然を守り、未来の子どもたちを守りましょう」秋保で計画されているメガソーラー建設は、市長が変わればやめることができると訴えました。仙台市の「刷新」を訴える松本さん。「350億円」という言葉も大きく表示されました。松本剛さん:
「350億円をかけて、今、新しい音楽ホールを作る必要があるのか。経済効果もはっきりしないそんなお金があるんだったら、今やるべきことは物価高対策です」仙台市長選挙は、8月3日に投開票が行われます。

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