西武が連敗を「4」でストップ 7回まで無得点も…8回に一挙4点で阪神に劇的な逆転勝ち 源田壮亮が同点打、山村崇嘉が決勝打(西スポ)
◆日本生命セ・パ交流戦 西武4―2阪神（10日・ベルーナドーム）
西武が8回に一挙4点を奪う鮮やかな逆転勝ちで、連敗を「4」で止めた。7回まで阪神の強力投手陣に無得点に抑えられたが、2点を追う8回に5本の長短打や犠飛などを集めた。8回の1イニングを無失点に抑えた2番手のラミレスが来日初勝利を手にした。
8回は阪神3番手の桐敷拓馬を攻略した。1死一、二塁からネビンが右翼線に適時二塁打。外崎修汰の申告敬遠で満塁とした後、源田壮亮が左前に同点打、山村崇嘉が決勝打を右前に運んだ。さらに長谷川信哉が4番手の漆原大晟から4点目の左犠飛を放った。
先発の隅田知一郎は7回2失点と粘り強く投げた。2回に1点を先制され、3回にもヘルナンデスの適時二塁打で2点目を失ったが、4回以降は無失点に封じ、8回以降は救援陣に託した。
打線は阪神の才木浩人に4回までわずか1安打。6回は連打と申告敬遠などで1死満塁と攻めたが、代打の中村剛也が空振り三振、源田壮亮が二飛に倒れた。2戦連続の零封負けも予感させたが、8回の絶好機を見事にものにして勝利をつかんだ。
【西武】８回に集中打でセ・リーグ首位の阪神に逆転勝ちで連敗を４でストップ(日刊スポーツ)
＜日本生命セ・パ交流戦：西武4－2阪神＞◇10日◇ベルーナドーム
西武がセ・リーグ首位の阪神に逆転勝ちし、連敗を4で止めた。
2点を追いかける8回1死一、二塁から、ネビンの右翼への適時二塁打で1点を返し、なおも1死満塁から源田の左前適時打で同点。さらに、1死満塁から山村が右前へ勝ち越しの適時打を放った。
先発隅田は、要所を締める投球で7回2失点と粘投。2点ビハインドの8回に登板し、1回を無失点に抑えたラミレスが、来日初勝利を挙げた。
2025年6月10日
セ・パ交流戦 第7戦
埼玉西武ライオンズ vs 阪神タイガース
ベルーナドーム
ライオンズ スターティングメンバー
先発 隅田 知一郎
1（中） 西川 愛也
2（二） 滝澤 夏央
3（指） 牧野 翔矢
4（一） ネビン
5（左） 平沼 翔太
6（遊） 源田 壮亮
7（三） 山村 崇嘉
8（右） 長谷川 信哉
9（捕） 古賀 悠斗
監督 西口 文也
タイガース スターティングメンバー
先発 才木 浩人
1（中） 近本 光司
2（二） 中野 拓夢
3（左） 森下 翔太
4（右） 佐藤 輝明
5（一） 大山 悠輔
6（指） ヘルナンデス
7（遊） 小幡 竜平
8（捕） 梅野 隆太郎
9（三） 熊谷 敬宥
監督 藤川 球児
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