楽天は2月15日、阪神との練習試合にドラフト3位ルーキーの中込がプロ初登板しました。「気持ちで負けないことが持ち味」と決め球は全てストレート。1イニングを三者凡退に打ち取り上々の実戦デビューとなりました。

楽天 中込陽翔投手
「実戦でどのくらいストレートがファール取れるのかだったり、打ち取れるかが気になっていたので、きょうはそこがしっかりできていたのでよかったです」

また、ドラフト5位ルーキー吉納は「積極的にいくことを心がけた」とファーストストライクを捉え、フェンス直撃のツーベースヒット!長打力を発揮し存在感を放ちました。

楽天 吉納翼選手
「キャンプ期間でああいう打球をしっかりホームランにできるように課題としてしっかりやっていきたい」

そして、16日の日本ハム戦では今シーズンからファーストにコンバートした浅村が実戦初出場。甘く入ったストレートを逃さず、実戦で初ヒット!通算2000安打まであと36本に迫るベテランが順調な調整ぶりを見せました。

楽天 浅村栄斗選手
「初めてにしてはしっかり反応もできていたところもあるので、ここから1つずつ状態を上げていきたい」

そしてこの日もルーキーが猛アピール!実戦初スタメンの吉納が2打席目にライトへヒットを放つと、3打席目には鮮やかなセンター返し。2打席連続で持ち前の打撃力を発揮し、3打数2安打と気を吐きました。さらにチャンスの場面で代打で登場したのは、ドラフト1位の宗山。捉えた当たりは惜しくもセンター正面でしたが、犠牲フライで一時、試合を振り出しに。実戦初打点となる宗山は「内容は良くない」と、さらなるレベルアップを口にしました。

楽天 宗山塁選手
「チャンスでの打席でいつも通りできていかないと、これから上のレベルにいけないかなと思うので、そこの意識はもっとやっていきたい」

一方、投手陣は6回以降、毎回となる計11失点。課題を残す結果となりました。(楽天4-11日本ハム)

そして、去年10月に右足首の手術を受けた影響で2軍キャンプスタートとなった守護神・則本が15日から1軍に合流。2年連続セーブ王獲得に向けたシーズンへ照準を合わせています。

楽天 則本昂大投手
「監督に自信を持って『9回則本』と呼んでもらえるように、まずはオープン戦で結果を残して1年間安定して投げ切れるようにやっていきたい」

そして楽天は17日、育成選手の西口直人と1軍での試合出場が可能となる支配下契約を結んだことを発表しました。西口は2022年に中継ぎの柱として61試合に登板。しかし、おととし、オフに受けた右肘の手術の影響でリハビリに時間を費やしていました。今シーズンは先発転向も視野に入れていて、16日の練習試合では2回無失点と好投。西口は「優勝に貢献することしか考えていない」と決意を新たにしました。

5 Comments

  1. 楽天イーグルス・吉納翼外野手(背番号36)、一軍での大活躍を期待してます😆👍️❤️⚾

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