井上ドラゴンズが初陣に挑みました。そして、岡田投手が復活への道を歩んでいます。

 キャンプ最多、8021人が詰めかけた11日。

 去年の日本一DeNAを迎え井上ドラゴンズ初の対外試合が行われました。

 先発を任されたのは、今シーズンから背番号『29』をつける、松木平優太投手。

 指揮官からの期待を背負い、上がったマウンドでは―。

 立ち上がりから、毎回ランナーを許しながらも打たせて取るピッチングで、2回まで無失点に抑えます。

 ところが3回―。

 クリーンアップに三連打を浴び、2失点。課題が多く残る内容に登板後には井上監督と話し込む姿もありました。

「監督からも『最後もう一押しがない』という風に言われたので『体が大きくなった分、力だけで投げているのではないか』と言われて、まだまだまっすぐの質を追い求めていかないと甘いのではないかと思ったし、変化球の質ももう一度仕上げていきたいなと思います」(松木平投手)

岡田俊哉投手、復活への道

 3番手で登板したのは、2年前このマウンドで右大腿骨骨折の大けがを負った育成選手の岡田俊哉投手。

 地道なリハビリを乗り越え、支配下復帰を目指す男は、得意のスライダーで三振を奪うなど、力強く腕を振り苦い記憶を払しょくするようなピッチング。

 2イニング37球。復活への道を着実に歩んでいます。

村松開人選手、打って走ってアピール

 ショートのレギュラー獲得に燃える村松開人選手は第一打席。

 センターへ弾き返し、出塁すると。

 成功とはならなかったものの「どんどんトライしていきたい」と積極的に次の塁を狙います。

 続く第二打席には、変化球にうまく対応し、ライト前へ。

 初の対外試合で、早速結果を残した村松選手。打って走ってアピールは続きます。

「今年は勝負の年だと思っているので、自分の中で後悔しないように一日一日を過ごせたらいいなと思っています」(村松選手)

(2025年2月12日放送 メ~テレ「ドデスカ!」)より

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