プロ野球・楽天の選手たちは1月30日にキャンプ地・沖縄に到着し、31日は合同自主トレを行い翌日のキャンプインに向けて汗を流しました。

キャンプイン前日の31日、選手たちは合同で自主トレーニングを行いました。野手陣では初めて先輩たちとの練習に臨んだドラフト1位ルーキー宗山選手がショートでノックを受けると、評判通りの軽快な守備に先輩たちからは「ナイス!」という声も。

一方、投手陣ではチーム最年長40歳の岸投手などがキャンプインを前に早くもブルペン入りしました。中でも順調な調整ぶりを見せたのが昨シーズン中継ぎとしてブレイクし、侍ジャパンにも選ばれた藤平投手。オフの練習では「投げ込みと走り込みで体を仕上げてきた」という言葉通り、力強いボールを20球。そのうち5球は早くもキャッチャーを座らせてのピッチングとなりました。

楽天 藤平尚真投手
「今年良いピッチャーがたくさん入ってきたし、僕もいい位置で投げるためにどんどんアピールしていかないといけない。周りの選手に負けないようにやっていきたい」

3年連続4位からの巻き返しへ!昨シーズン12球団唯一の全試合フルイニング出場を達成した小郷選手も気合十分です。

楽天 小郷裕哉選手
「優勝を目指しているので、それにふさわしい雰囲気や言動や行動も踏まえて、優勝目指しているというのが皆さんに伝わるような行動をしていきたい」

また、31日は今シーズン、東北各県での開催試合などで着用する「TOHOKU PRIDE ユニホーム」が発表され、宮城県出身の岸投手と岩手県出身の阿部選手が登場。胸元に東北6県を表す6本のストライプが記されたデザインに、岸投手は「6県みんなで楽天を盛り上げていこうという思いがあると思う。勝ってもっともっと楽天を好きになってもらえるように頑張りたい」と話しました。

午後からは宿舎で全体ミーティングが行われ、三木監督が「個人個人目標と思いがあると思う。ぶれずにやっていこう」と伝え、2月1日から始まるキャンプへ士気を高めました。

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