次は、九州アジアリーグ火の国サラマンダーズ。
元広島東洋カープの内野手小窪 哲也選手がチームに加入しました。
6日の試合では早速チャンスの場面で代打に登場しタイムリーを放ちました。
【5日 KKRホテル熊本・熊本市中央区】
【火の国サラマンダーズ 小窪哲也選手(36)】
「好きで始めた野球を続けられる可能性があるなら、やり切りたいなという思いでそういう(サラマンダーズ入団の)選択になりました」
小窪選手は奈良県出身の36歳。
【PL学園ー青山学院大学-2007年ドラフト3位】
【175センチ・83キロ】
内野の各ポジションをこなし、かつては選手会長としてカープのリーグ3連覇に貢献しました。
【2020年シーズンは3試合の出場】
去年11月に自由契約となりましたが、現役続行を希望して他球団からの獲得オファーを待っていました。
火の国サラマンダーズの神田社長が、一人でトレーニングを続ける小窪選手のネット記事を見つけ戦力として獲得することを決意。
関係者を通じて連絡を入れてから10日余りでのスピード入団となりました。
【6日・藤崎台】
6日の試合からは登録を済ませた小窪選手が早速ベンチ入り。
新たなチームメイトやNPB時代に親交のある馬原投手GM・吉村兼任コーチとも
積極的に言葉を交わします。
試合はサラマンダーズ2点リードの6回、6番・水本。
打率1割台と低迷し、4番から打順を下げていました。
【ホームランSE】
悔しさを胸に放った一発はリーグトップの4号2ラン。試合の流れを決定づけます。
投げてはエース・宮澤が7回を1安打無失点のほぼ完ぺきなピッチング。
速いカットボールを軸に6つの三振を奪い、大分打線を寄せ付けません。
そして7回裏、2アウト3塁とチャンスの場面で、いよいよ代打・小窪が告げられます。
【小窪哲也選手ON】
「どの舞台に立っても野球でチームでやってる中で、『緊張するものなんだな』って改めて思いましたね」
【打撃SE】
独特の緊張感の中、しぶとく放ったタイムリーは代名詞の右方向。
あいさつ代わりの一打で、新加入のベテランがサラマンダーズの4連勝に貢献しました。
【火の国サラマンダーズ 小窪哲也選手(36)】
「(簡単に)三振しないように最後はくらいついていきました」「みんなが話しかけてくれたりしたので、すごく楽しく、本当にすぐ終わりましたね、試合が」
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