松山大空襲から78年目の26日、愛媛県松山市で犠牲者を追悼する式典が営まれ、平和への思いを胸に刻みました。松山市の平和記念広場では78年前の松山大空襲の犠牲者を追悼する式典が営まれ、遺族や市の関係者らおよそ70人が参列しました。式では黙祷が捧げられた後、松山市の野志市長が追悼の言葉を述べました。
野志市長:
「いま当たり前のように感じている平和が、戦争で命を落とされた方々の尊い犠牲の上に築かれていることを私たちは決して忘れません」
このあと参列者が1人1人が菊の花を献花台へ手向けました。
松山市平和記念実行委員会 白石世津子さん:
「本当に戦争ぐらいむなしいものはないと思います。関係ない人も被害にあうということです。そういうことが今後一切あってはならないと私は思っています」
参列者は改めて平和への思いを胸に刻んでいました。