2019年5月29日(水)甲子園 阪神 vs. 巨人 9回戦
阪神タイガース髙山俊外野手(26)が延長12回1死満塁で巨人8番手の池田から右翼ポール際に今季1号の代打満塁サヨナラ本塁打を放った。
阪神-巨人の伝統の一戦では史上初となる劇弾は、甲子園での巨人戦10連敗という球団ワースト記録を阻止する大きな1発になった。
ベースを1周するとナインに歓喜のシャワー浴びせられ、本塁で尻もちをついて苦笑い。「いや~もう、自分が打ったかよく分からない。テレビで見ている感じで自分じゃないようだった…」。駆け寄ってきた矢野監督を見つけると熱く抱擁。水浸しになった指揮官の背中には、泥だらけになった高山の手形がくっきりと残った。
「自分が決める―。それだけでしたね。(サヨナラ弾は)たぶん初めてと思います」。サヨナラ打は3年ぶり2度目。
2017年4月3日の鵜久森淳志(ヤクルト)以来、プロ野球17人目(セ・リーグ11人目)の代打満塁サヨナラ本塁打。
阪神の代打サヨナラ満塁アーチは、1996年5月1日横浜戦のグレン以来で、巨人戦では球団史上初の快挙だ。
1 Comment
矢野監督の喜びようが微笑ましい。
采配はともかく、やっぱこの監督も好きだわ。