西武が今季5度目のサヨナラ勝ち! 元山が値千金の決勝打 連勝で3カードぶり勝ち越し成功 (スポニチ)

 西武は日本ハムを劇的サヨナラで下し、3カードぶりの勝ち越しを決めた。

先発ドラフト1位左腕・武内は初回、1死二、三塁と得点圏に走者を背負うと、4番・レイエスに執念の適時内野安打とされ、先制を許した。なおも2死一、三塁で対峙した上川畑に中前へと返され、初回に2点を失った。

 初回以降は粘投を続けた武内だったが、6回にはレイエスの17号ソロを被弾し、この回を投げきれずマウンドを降りた。5回1/3を投げ、1本塁打を含む6安打3失点だった。

 打線は日本ハム先発・北山をなかなか攻略できず、5回までスコアボードに0が並んだ。それでも3点を追う6回、1死一塁で西川の4号2ランで1点差に迫ると、なおも2死一、三塁で元山が同点の右前適時打を放った。

 しかし9回、5番手のアブレイユが精彩を欠いた。2死二塁で水野の勝ち越し適時打を浴びると、続く清宮にも右前適時打とされ2点を失った。

 それでも直後の攻撃で2死満塁から代打・栗山が熟練の選球眼で四球を選び押し出しで1点を返すと、なおも2死満塁で元山が右中間へ値千金の一打を放ち、今季5度目のサヨナラ勝利を呼び込んだ。

 ▼元山飛優 みんなが僕の打順までつないでくれて、最後栗山さんが粘りに粘って次につなげようとしてくれた。これに乗っからせてもらおうと思って打席に立つことができました。ドンつまりでも何でもまずは1点という気持ちで打席に立ちました。毎回、顔にすごい勢いで水をかけてくる。首から下でお願いしたい。苦しいチーム状況だし、来てくれるファンの皆さんに勝っている姿を見せたいと思ってやっています。シーズンでたくさん負けてきた。ここから全勝を目指す気持ちでやっていきたい。

西武・元山飛優、逆転サヨナラ二塁打「郷さんのパワーをお借りして勝てた」 同点の九回表2失点…その裏3点!(サンスポ)

エキゾチックならぬドラマチックな結末が待っていた。歌手の郷ひろみが試合後のスペシャルライブを披露する前に、チケット完売2万7596人の瞳を釘付けにしたのは西武・元山飛優内野手(25)。九回に逆転のサヨナラ2点二塁打を放ち、本拠地のお立ち台で叫んだ。

「まず1点という気持ちで打席に立った。あんなにいい打球がいくと思わなかった。今日は郷さんのパワーをお借りして勝てた。9月はいっぱい勝つぞ!」

2点を追う九回。代打栗山の押し出し四球で1点差に詰め寄り、なお2死満塁。「栗山さんが粘っていたので、無駄にしたらあかんなっていう思いで」と打席に入った元山は、代わったばかりの池田の速球を捉えて右中間を破った。

昨オフにヤクルトから交換トレードで加入。開幕を1軍で迎えたが、6月下旬から2軍暮らし。8月28日に1軍に昇格を果たし、打率1割ちょうどで臨んだ一戦。六回の同点打も含め、今季初の猛打賞となる4安打3打点と大当たりだった。

クライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅したものの、その後チームは2連勝し、3カードぶりの勝ち越しを決めた。「ここから全勝を目指す気持ちでやっていきたい」と元山。若獅子たちの目は輝きを失っていない。

2024年9月1日
埼玉西武ライオンズ vs 北海道日本ハムファイターズ
ベルーナドーム
ライオンズフェスティバルズ2024最終日

ライオンズ スターティングメンバー
先発 武内 夏暉
1(右) 長谷川 信哉
2(遊) 源田 壮亮
3(中) 西川 愛也
4(指) 佐藤 龍世
5(三) 平沼 翔太
6(二) 外崎 修汰
7(一) 元山 飛優
8(左) 蛭間 拓哉
9(捕) 炭谷 銀仁朗
監督代行 渡辺 久信

ファイターズ スターティングメンバー
先発 北山 亘基
1(左) 水谷 瞬
2(二) 石井 一成
3(一) 清宮 幸太郎
4(指) レイエス
5(三) 郡司 裕也
6(遊) 上川畑 大悟
7(右) 万波 中正
8(中) 松本 剛
9(捕) 田宮 裕涼
監督 新庄 剛志

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