立岡宗一郎が走攻守でキラリ ベルーナドームでの躍動に「やっと前に進める」(スポーツ報知)

巨人・立岡宗一郎外野手が「9番・中堅」で出場し、走攻守で躍動した。

 打撃では、5回2死二塁でボー・タカハシの直球に反応し、左前へ先制適時打。これが決勝打にもなった。3―0の7回先頭でも左前打をマーク。三走だったヘルナンデスの打席では、佐藤隼の暴投ですかさず本塁へ突入し、ヘッドスライディングで追加点に貢献した。

 6―0の9回先頭でも左前打を放ち、3安打全て得点に絡む躍動。猛打賞は17年5月18日・ヤクルト戦以来7年ぶりで、「3本全部点に絡んだので。9番ですし、丸さんが状態いいので、ああいう形になればああいう攻撃になると思うんでね、塁に出なきゃなって感じです」と振り返った。

 守備でも8回2死一、二塁に元山の中堅前への飛球を好捕。チームの3カード連続勝ち越しに大きく貢献した。その中でも走塁については「ヒットと同じくらい、僕はあの走塁はうれしいですね。ああいう判断で1点を取れるというのは。持ち味というか、売りにしてこだわりを持っているところなので」とうなずいた。

 ベルーナドームは、22年6月9日に左膝前十字じん帯を損傷した場所でもある。同球場でのプレーは今カードが復帰後初。悪夢もあった場所で今3連戦躍動し、「やっと前に進めるなという感じがします」と柔和な表情で話した。

「試合前に右中間で挨拶しておきました」巨人・立岡宗一郎 2年前ケガした球場で復活タイムリー (日テレニュース)

「ちゃんと試合前に右中間で挨拶しておきました、右中間に」

試合後に笑って取材に応じた巨人の立岡宗一郎選手は、おととし2022年6月9日の西武戦の守備時に、左ヒザのじん帯を負傷しました。その因縁の球場でスタメン出場。気にしないようにしていても「ちらつきはしますね」と脳内でプレーバックされるあの日のできごと。

その嫌な思い出を払拭するかのように、4回ノーアウト1、3塁の場面では、先発高橋光成投手の148キロのまっすぐをレフトに打ち返し、あの日以来、約2年ぶりとなるタイムリーを放ちました。

「めっちゃうれしかったです」

育成選手として去年のほとんどをリハビリに費やし、我慢の時をしいられたプレーが起こった球場で、立岡選手が新しいスタートをきりました。

菅野智之が7回無失点で無傷の5勝目 7得点を挙げた打線に「十分すぎるくらいの援護」と感謝 (スポーツ報知)

巨人・菅野智之投手が小林誠司捕手との「スガコバ」バッテリーで先発。6点の援護をもらい、7回まで投げ4安打無失点の好投で無傷の5勝目を挙げた。巨人は交流戦2カード連続で勝ち越しを決めた。

菅野は「昨日嫌な負け方をしてしまったので先制点をなるべく与えない配慮をしました。味方のいい守備にも助けられたのでそれがゼロ点という結果になったと思います。十分すぎるくらいの援護をもらえたので楽に投げることができました。(小林とのバッテリー?)今日はあまりさえていなかった。反省したいと思います」と勝利後のインタビューで語った。

 菅野は3回、先頭の岸潤一郎外野手に初ヒットを許したが、後続を抑え無失点。4回は1死から外崎修汰内野手に中前打、2死となったが暴投で外崎が二進。蛭間拓哉外野手には右前打され、一、三塁とされたが、1日にサヨナラ安打を放った元山飛優内野手を左飛に打ち取り、得点を許さなかった。

 5回は四球、6回は死球で1死から走者を出し、7回は2死から安打を許したが、いずれも後続を抑えた。8回からは2番手で今村信貴投手が登板し、2死一塁から中村剛也内野手に左翼線二塁打を打たれ1点を失った。

 打線は巨人が5回に先取点。1死から秋広が左前打で出塁し、小林の送りバントで2死二塁とすると、立岡宗一郎外野手が左翼線安打を放ち、二塁から秋広がかえり1点を先制。立岡は送球の間に二進しなおも2死二塁のチャンスとなり、ここで、丸がこの試合2本目のヒットとなる中前タイムリーを放ち2点目。さらに、ヘルナンデス外野手も中前打で続き2死一、二塁とすると、吉川尚輝内野手が中前打を放ち、丸が生還し3点目を奪った。

 7回に巨人は3点を追加。西武の3番手・佐藤隼投手を攻め、1死から立岡がマルチヒットとなる左前打で出塁。丸はこの試合3本目のヒットとなる右中間を破るエンタイトルツーべースで続き1死二、三塁とすると、佐藤隼の暴投で立岡がヘッドスライディングでホームを陥れ4点目。なおも1死三塁からヘルナンデスもマルチ安打となる右前タイムリーを放ち、5点目。さらに、代わった4番手・豆田泰志投手の暴投での1死二塁から、吉川は右翼線に2打席連続のタイムリーとなる二塁打を放ち6点目を挙げた。9回にもダメ押しとなる1点を挙げた。

 前日1日は逆転サヨナラ負けを喫したが投打がかみ合い、雪辱を果たした。

2024年6月2日 セ・パ交流戦
埼玉西武ライオンズ vs読売ジャイアンツ
3回戦 ベルーナドーム

ライオンズ スターティングメンバー
先発 ボー・タカハシ
1(遊) 源田 壮亮
2(三) 滝澤 夏央
3(二) 外崎 修汰
4(指) 中村 剛也
5(右) 蛭間 拓哉
6(一) 元山 飛優
7(中) 岸 潤一郎
8(捕) 炭谷 銀仁朗
9(左) 鈴木 将平
監督代行 渡辺 久信

ジャイアンツ スターティングメンバー
先発 菅野 智之
1(左) 丸 佳浩
2(右) ヘルナンデス
3(二) 吉川 尚輝
4(三) 岡本 和真
5(指) 大城 卓三
6(遊) 泉口 友汰
7(一) 秋広 優人
8(捕) 小林 誠司
9(中) 立岡 宗一郎
監督 阿部 慎之助

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3 Comments

  1. 考えてみると、今一軍の外野手、
    丸、エリ、立岡、オコエ、重信、長野で、萩尾、岡田、佐々木、浅尾、松原、期待の若手全員下で全滅!
    これで良いのか!〜秋広は一塁枠

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