2011年3月の震災の時、被災地の子供たちが多くのおもちゃを無くしました。
一方、全国では毎日壊れた膨大な数のおもちゃがゴミとして捨てられています。
こうしたおもちゃはほとんどが簡単な修理で治るものばかりです。
そこd、奈良県では壊れたおもちゃを修理して被災地の子供たち
に届けようという運動が起こりました。これがおもちゃ病院の原点です。奈良県では4年前におもちゃ病院のドクター養成講座が各地で
開催され、現在100名以上のドクターが各地の場所で開催されるおもちゃ病院で従事しておもちゃを修理して依頼者の子供たちに喜ばれています。今回の映像はその一環として開催されたある病院の記録です。ドクターはボランティアですので基本的には無料で修理していますが、ほかのドクターと相談し合ったり、工夫する努力が我々シニアにとってコミュニケーションの場となっています。でも最高に嬉しいのは治ったおもちゃを持つ子どもたちから笑顔で「ありがとうおじさん!」って言ってくれる時です。
これをご覧のシニアの皆さん、あなたもあなたの近くのおもちゃ病院で働きませんか?
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