スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーによると、映画の企画が動き出したのが2010年の秋、主人公とヒロインが関東大震災で出会う場面の絵コンテを描いたのが11年の3月10日、翌日に東日本大震災が起きたという。しかし「そういうことが起きたからといって、手心を加えるのは違うんじゃないか」と宮崎さんと話し合い、内容を変えずに進めることを決めたという。

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