ハルとのはる

この作品は京都精華大学マンガ学部アニメーション学科所属の韓国人留学生同士で制作したアニメーションです。

チームの一員である「キム・ミンハ」のオリジナル漫画を原作としたアニメーションで、今年の4月から絵コンテに入り、5月に作画、6月に仕上げと背景、そして7月に編集と音響作業の順で進みました。

初めてのアニメーション制作として皆が力を合わせ、愛情を込めて作りました。

作品のあらすじは次の通りです。
「新学期が始まって、韓国のある高校3年生になった「ユ・ジン」。「ユ・ジン」は2年生の時から片思いをしていた「イ・ハル」に自分の気持ちを伝えるため、ラブレターを書いて彼女のロッカーに入れておこうとするが、怖い外観の同級生「オ・ハル」のロッカーに間違えて入れてしまう。このことを知らないまま、約束した場所に向かった「ユ・ジン」は、「オ・ハル」に出会い、パニックに陥る。」

普段からLGBTに関心が多かった学生たちが集まって制作したアニメーションで、制作期間中、本当にスタッフ皆が楽しみながら作りました。LGBTというのが私たちの日常に染み込んで、重いテーマとして扱われないことを願う気持ちを高校生の普通で純粋な愛に表現しました。

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