ドラえもん のび太のワンニャン時空伝, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=175220 / CC BY SA 3.0

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『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』(ドラえもん のびたのワンニャンじくうでん)は、2004年3月6日に公開されたドラえもん映画作品。
および、岡田康則(藤子・F・不二雄プロ)によって漫画化され、『月刊コロコロコミック』2004年2月号から3月号に掲載された、大長編ドラえもんの1つ。
映画シリーズ第25作(第1期シリーズ最終作)、大長編シリーズ第24作(まんが版▷映画シリーズ7)。
ドラえもん映画化25周年記念作品である。
特集記事が『月刊コロコロコミック』2003年7月号から2004年4月号まで掲載された。
同時上映は『Pa-Pa-Pa ザ★ムービー パーマン タコDEポン!アシHAポン!』と『ドラえもんアニバーサリー25』。
テレビ朝日開局45周年、映画・テレビ25周年記念作品。
小学館〈てんとう虫コミックス〉『ドラえもん』第22巻に収録の短編作品「のら犬『イチ』の国」を原案として製作された。
3億年前の地球に存在したイヌとネコの国「ワンニャン国」を舞台に、ドラえもんやのび太たちの活躍を描いた作品。
『のび太とアニマル惑星』同様、耳をつけた青いドラえもんが登場するが、本作ではデザインが異なる。
本作では野比家の正面から見えるのび太の部屋の窓に雨戸が取り付けられている。
これまでのテレビシリーズや過去の作品では描かれていなかった美術設定だが、原作漫画における野比家や、芝山努監督の絵コンテでは描かれている。
また、作中に過去のドラえもん映画に登場したキャラクターを想起させる乗り物などが登場していたり、映画版に出演したゲストキャラクターを担当した声優が多く起用されている。
この映画が大山のぶ代らテレビ朝日版第1期の声優陣とスタッフによる最後の映画作品かつ2019年現在、芝山努監督の手がけた最後の映画作品である。
芝山によると制作時に「これが最後になるかもしれない」という話が現場で持ち上がった為、『のび太の恐竜』のリメイクが企画されるも「荷が重すぎる」と監督の芝山が難色を示した為、「芝山の好きな物を作って欲しい」という依頼を受け勧善懲悪の時代劇をやる事にしたという。
なお、完成作品には時代劇色は薄まっているが劇中でドラえもんが敵相手にチャンバラを繰り広げるシーンなど名残がある。
前年から変更された作画監督による画相の近代化、渡辺歩による映画ドラえもんシリーズでは斬新に取れる演出が好評となり、商業成績は3年ぶりに30億円越えとなった。
また、本作の製作委員会は第22回ゴールデングロス賞特別大賞を受賞している。
オープニング前に映画ではおなじみの、のび太の「ドラえも〜ん!」と叫ぶ後で、ドラえもんが「のび太く〜ん!」と叫ぶという珍しい手法も取り入れている。
また、テレビアニメのオープニングテーマではすでに使用終了していたドラえもん映画作品のオープニングテーマである山野さと子による「ドラえもんのうた」も本作品をもって使用終了となった。
25年間ブランク無しで続いていたシリーズであるが、2004年の本作の次、翌2005年は映画が無く、2006年の『のび太の恐竜2006』にて再開となる。
テレビ朝日版第1期最後のレギュラー放送である2005年3月25日にはテレビスペシャルとして放送された。
冒頭の番組紹介にはドラえもんとのび太が登場し、これが大山と小原乃梨子がそれぞれのキャラクターを演じた最後の音声となった。
ブリッジでは先代声優陣のお別れコメント(小原→たてかべ和也→野村道子→肝付兼太→大山の順)が放送され、本編終了後には第2期の宣伝映像が流れた。
ある日、のび太は川でおぼれていた子犬を助け、ドラえもんの道具「壁かけ犬小屋」で玉子に見つからないようこっそりと飼いはじめる。
のび太は子犬に「イチ」と名付け、良く懐き頭も良いイチとのび太の間にはたちまち友情が生まれていた。
そんなある日、のび太と遊んでいたイチはのび太の思い出の品であるけん玉を見つけるのであった。
のび太の町でも人間の都合により捨てられるペットの犬や猫は多く、のび太の元には町中の野良犬や野良猫も集まり、手に負えない状態となる。
のび太たちはイチらの今後のことを考えて、自由に暮らせる3億年前の世界へタイムマシンで連れていき、生きていけ…

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