大人気バレーボール漫画を原作とした舞台、
ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」″勝者と敗者″
が24日、東京・TOKYO DOME CITY HALLにて開幕。
初日公演に先駆けて公開ゲネプロが行われ、
主人公・日向翔陽を演じる須賀健太らが囲み取材に出席した。

「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて
絶賛連載中の大人気バレーボール漫画
「ハイキュー!!」を舞台化した本作。
舞台版は2015年11月の初演以降、
2016年4月の再演″頂の景色″
2016年4月の″烏野、復活!″を成功させ
今回シリーズ3作目となる新作公演″勝者と敗者″を上演。

今作の物語の舞台は、インターハイ宮城県予選。
二回戦を突破した“主人校・烏野高校”と
強豪・青葉城西高校との一進一退の大熱戦が
全3幕構成で繰り広げられる。
これまで同様、役者たちの熱い芝居、
オリジナリティ溢れる身体表現、
最新テクノロジーを大胆に使った演出で
バレーボールの試合を展開していく。
今回から東京公演の会場がTOKYO DOME CITY HALLという
より広い劇場に移ったことで、
さらにパワーアップした驚きの仕掛けが
ところどころに散りばめられている。

この日の囲み取材には、日向翔陽役の須賀のほか、
烏野高校から影山飛雄役の木村達成、
菅原孝支役の猪野広樹、青葉城西高校から
及川徹役の遊馬晃祐、岩泉 一役の小波津亜廉、
そして演出を手がけるウォーリー木下が出席。

今作について須賀は「僕個人的な見どころとしては、
初めてこの作品で俯瞰に観られる立ち位置で、
日向として冷静にコートの外から見られる瞬間があります。
そこが面白く、楽しく毎日稽古をさせていただきました」
と語り、「今回はセッター、ボールを託す人たちの話です。
誰にどうボールを託すのか、そこをぜひ見ていただきたい」
とコメント。さらに「今作は、
音楽との寄り添い方がさらに強まっていて。
この作品一つが1曲の協奏曲になっているような、
そんな作品になっていると思います。
そこにも注目してほしいです」と見どころを語る。

烏野高校の天才プレイヤーでセッターの影山を演じる木村は
「セッターは常に誰にトスを上げて
1点を取るかということを考える生き物です。
“このタイミングで誰にトスを上げるのか”
というのも一つの見どころ」と話し、
さらに「新たな見どころとしては、
それぞれのセッターのいいところを吸収した影山というのは
初演、再演、前作とも違っている部分で
見どころだと思います」と宣言。

烏野高校の3年生でセッターの菅原を演じる猪野は
「ついにセッターが中心となった話になり
僕が演じる菅原も影山が入ってきてから
初めての公式戦に出場します。なので、
彼の緊張と僕自身がセンターのコートにいるという
緊張が相まって、様々な感情が出てきます」としみじみ。
また「ただそこで試合が行われているだけではなく、
烏野高校の3年生の話もあり、”堕ちた強豪”から復活して、
今ここにいるという3年生の強さと、
1、2年生との絆もみどころ。
菅原が入ることで、烏野高校と青葉城西高校に
どう影響していくのかを楽しみにしていただければ」
と呼びかける。

対する青葉城西高校のセッターで、
影山の中学時代の先輩でもある及川を演じる遊馬は
「僕も青葉城西高校も、最初は(烏野高校を)
なめきっている部分もあり余裕なんですが、
菅原が入ってくることで焦りが出て展開が変わっていきます」
と明かし、「2幕、3幕と進むなかで青葉城西高校が焦って、
最後には……どちらが勝つのか分からないという状況になる」
とストーリーの核心部分について話すと、須賀は
「今のテンションの感じで(勝敗の結果を)言うのかと思った。
ビックリした!(笑)」とツッコミ、笑いを誘う。
そして改めて遊馬は
「どちらが勝つか分からない緊迫感を
ぜひ楽しみにしていただきたいです」と語り笑顔をみせた。

そして、及川とは小学生の頃からの付き合いで
及川の良き理解者・岩泉を演じる小波津は
「初演、再演と描かれていなかった
過去のドラマが描かれているので、そこは見どころ」とコメント。
「個人的には、岩泉と及川の過去、及川と影山の過去、
そして及川のもう一つの一面が垣間見れるシーンがあるので、
そこに注目してご覧いただければ」と見どころポイントを語る。

“演劇「ハイキュー!!」を一言で表すと?”
という質問に対しては、
「熱」(須賀)、
「“意味のないことなんかない”
と改めて感じさせられた舞台」(木村)
「気迫」(猪野)
「挑む」(遊馬)
「家族」(小波津)
「大きい遊び場」(ウォーリー)
とそれぞれ回答。
須賀は「役者の熱もそうですが、
スタッフのみなさんの熱を
僕たちも演じていてすごく感じますし、
熱がないとお客様に届かない部分が多い作品だと感じている」
と語り、「僕らの武器も熱量だと思っていますし、
スポーツの熱みたいなものはすごく大事だと思っていて。
原作の熱量もビシビシ感じるものがある」
と熱い想いを吐露。

木村は「これだけ人数が多いと、
誰かがフューチャーされるけど
それ以外の人たちの目配りや
心の動きだけでも1シーンが埋まる。
(メインで)描かれていない人こそ
演劇「ハイキュー!!」の縁の下の力持ちというか
陰の立役者だと思う」と明かし、
猪野は「初演からやってきて、どの作品に関しても
みんなの本気度がすごく伝わってくる。
自分が元気ないときもみんなの力を借りて
その気迫で助け合いながらやってきました。
それはチーム(学校)関係なく、
全員のチームワークが素晴らしい」と胸を張る。

最後に須賀は「WBCやサッカーW杯予選など、
熱いスポーツの風が吹いてきていると思います。
僕たちも演劇というスポーツとバレーボールを合わせて、
新しいスポーツを生み出して
みなさんにお届けしたいと思いますので
ぜひぜひ劇場に……いや、体育館に遊びに来てください!」
とアピールした。

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」″勝者と敗者″
は、3月24日(金)~3月26日(日)までTOKYO DOME CITY HALLにて上演。
その後、宮城、大阪、福岡公演を経て、
東京凱旋公演が上演される。
5月7日(日)の大千秋楽公演は、
全国の映画館にてライブビューイングを実施。
9月13日には同公演のDVD&シリーズ初の
Blu-rayが発売されることも決定。

(C) 古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇
「ハイキュー!!」製作委員会

引用:https://deview.co.jp/News?am_news_id=4732

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