今、インディーズアニメーションへの注目度が高い!
『PUIPUIモルカー』の見里朝希監督や『ミルキー☆サブウェイ』の亀山洋平監督など、近年個人制作のアニメーション作家がメインストリームで活躍するという例が多数起きています。
そんな流れを汲んでなのか、インディーズアニメーション短編に特化した上映企画が開催されます。
その名も『PRISMation Film Fes. 2026』。
https://project-prismation.com/
ABEMAが運営する、次世代クリエイターとともにオリジナルアニメを創るプロジェクト「Project PRISMation」。
個人や少数精鋭のチームとパイロットフィルムの共作に挑戦し、そこから世界に⽻ばたき愛される作品を生み出すことを目指しています。
https://project-prismation.com/
ABEMA発の次世代クリエイター応援企画として、プリズメーションというプロジェクトがスタート。
そんなプロジェクトの一環として、インディーアニメの歴史を遡り日本の名作インディー短編アニメを上映する企画が開催されます。
上映作品は以下22作品。
『彼女と彼女の猫』(新海 誠)
『マイリトルゴート』(見里朝希 )
『朱』(まりやす)
『PUPARIA』(玉川真吾 )
『高野交差点』(伊藤瑞希)
『ミルキー☆ハイウェイ』(ヨウ☆ヘイ )
『魔法のない世界で生きるということ』(Euluca Lab. )
『Bite the Bullet』(悠木意匠)
『あるいは最高位人権道徳者を目指しなさい』(バーバパパ )
『食べられる宝石を知っていますか?』(空想料理店 店長 蟹 )
『Tetrocters:〈 テトロクターズ 〉』(有)
『よるをひらいて』(鮮ナヲキ )
『PROMETIC KNIGHT』(吉武 薫 )
『REIN』(HASU)
『鯨を夢む』(Shuzuku )
『ヨビとアマリ』(Mh-artworks )
『COSMO PRINCESS – Teaser』(Quentin Rigaux )
『LUCA』(藍にいな)
『戦略的魔法少年』(石田 )
『Poppin-Play Kitchen』(Zemyata)
『Gluttomy』(rapitus)
『ザ・ホラーズ・ホラー・ホーム』(うぐいす工房)
https://x.com/PRISMationABEMA/status/2047607158880317506
古い作品もあれば、かなり新しい作品まで様々な作品が集まっています。
私も映画祭などで観たことあるな、って作品もあれば、この作品は知らなかったな、なんてものまでバラエティに富んだラインナップになっています。
開催日は5月17日(日)。
会場はユナイテッド・シネマ豊洲で開催されます。
一会場限定なのが残念。
観たことがある作品の中でもオススメのものをざっと紹介していきますね。
■オススメの日本インディー短編□彼女と彼女の猫
彼女と彼女の猫
製作年:1999年 / 製作国:日本
監督:新海誠
今となっては言わずと知れた日本を代表するアニメーション監督の一人となった新海誠監督が自主制作作品として発表した短編アニメーション。当時はこの作品で第12回CGアニメコンテストでグランプリを受賞しています。
そして、後年2016年には本作をベースにした漫画版や新たな製作陣によるTVアニメ版も製作されたりと『君の名は。』のヒットで再注目を果たした作品です。ちなみに本作はYouTubeで全編観られます。
□マイリトルゴート
マイリトルゴート
製作年:2018年 / 製作国:日本
監督:見里朝希
https://eiga.com/movie/91635/
『PUIPUIモルカー』で一躍有名になった見里監督が、ヒットの直前に各所の映画祭で受賞を果たしていた短編アニメーションがこの『マイリトルゴート』。かわいいモルカーとは一転してホラーな雰囲気の作品で、「オオカミと7匹の子ヤギ」をベースにしながらも、新たな視点を取り入れたストップモーションアニメーションです。
□ミルキー☆ハイウェイ
ミルキー☆ハイウェイ
製作年:2022年 / 製作国:日本
監督:亀山陽平
https://milkygalacticuniverse.com/
昨年2025年にTVアニメシリーズ『ミルキー☆サブウェイ』がヒットとなった亀山陽平監督の短編作品。『ミルキー☆サブウェイ』の前日譚としても有名で現在はYouTubeなどで無料配信がされています……が、劇場で観れる機会はかなり貴重な上、実はTVアニメ公開以前は映画祭でも多々劇場公開が実施されていた作品でして、そんな当時を体験できる機会としては、今となっては貴重と言えます。
□鯨を夢む
鯨を夢む
製作年:2025年 / 製作国:日本
監督:shuzuku
高知アニメクリエイターアワード2025のグランプリ受賞やGUNMAマンガ・アニメフェスタにてアニメーション部門の大賞を受賞するなど各所で高い評価を得ている短編作品です。
荒廃世界の少女の冒険を描いた作品で、8分という短い尺の裏の長い時間とドラマが感じられて染みる秀逸作でした。
□PUPARIA
PUPARIA
製作年:2020年 / 製作国:日本
監督:玉川真吾
アニメーターの玉川真吾さんによる短編作。異様なまでに緻密な絵が動く驚きと共に、独特の世界観に引き込まれる……というか“嫌な予感”みたいなものを掻き立てます。Puparia(蛹)だけに私の虫嫌いセンサーが反応しているのかも。YouTubeにも上がっているのですが、ぜひ大画面で観て世界に飲まれて欲しい一本でもあります。
かなり限定的な上映ですが、今回のラインナップに入っている作品は他にもYouTubeなどで全編公開されていたりするので、足を運べないという方も配信で視聴してみてはいかがでしょうか。
そしてお近くにお住いの方は、こういう機会だからこそ大きなスクリーンで観れる貴重な機会であり、まとめてインディー作品を味わえる絶好の企画でもあるのでぜひ足を運んでみてくださいませ。
私もまだ観れていない作品を追っていこうと思いますよ。
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▼世界的にもインディーアニメに注目が集まっている例。
▼今回上映ラインナップにも入っている『LOCA!』の感想。
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